内容説明
ぼく、ガスパール。ベネチアってしってる?「みずのみやこ」っていわれる、とってもすてきなまちなんだ。おやすみにかぞくみんなで、ベネチアにいったときに、だいぼうけんをしたんだ!うさぎでもない、犬でもない…。とびきりキュートなパリの住人、リサとガスパール。『ガスパール ベネチアへいく』は、絵本「リサとガスパール」シリーズの記念すべき第1作です。リサは出てきませんが、そのかわり、ガスパール一家が全員登場します。
著者等紹介
グットマン,アン[グットマン,アン] [Gutman,Anne]
1970年、パリ生まれ。小説家の父の影響で、絵本の創作を始める。出版社でデザインの仕事をしているときにゲオルグと出会い、結婚。99年、「リサとガスパール」シリーズを開始
ハレンスレーベン,ゲオルグ[ハレンスレーベン,ゲオルグ] [Hallensleben,Georg]
1958年、ドイツ生まれ。幼いころから水彩画に親しみ、大学卒業後はローマで画家として活躍。パリでアンと出会い、結婚
石津ちひろ[イシズチヒロ]
1953年、愛媛県生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒。翻訳家、絵本作家、詩人。『なぞなぞのたび』でボローニャ児童図書展絵本賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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starbro
160
リサとガスパールシリーズ7作目です。「リサとガスパール」生誕20周年を記念して、幻のシリーズ第1巻の日本語版初登場とのことですが、シリーズ第1巻っぽくありません。世界遺産の街ベネチアでも、ガスパールは悪さをしていました(笑) どうしてベネチアと思いましたが、フランス人がイタリアに旅行するのは、日本人が東京から京都に行くのに近い感覚なんでしょうね。 https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309630175/ 2024/05/29
さばずし2487398
38
ガスパールの家族とみんなで美術館巡りするの、かわいすぎる。しかしその後のこっそり運河巡りはやはりぶっ飛んでいて、皆様の感想通りとても絵本という範疇を超えて日本では書けない話だと思う。にしてもリサガスの原作がこの様に物議を醸す物だとは。空想の生き物だから、子供のピュアな心が優先されるといえばそうなのかもしれないが。只、彼の両親がまずほっとしたというところはガスパールも愛されているんだなと感じた。世界一美味しいパスタ?!なにそれ行きたい。2025/05/11
ゆっき
21
いたずらっこのガスパール。家族旅行でベネチアへ。美術館巡りは羨ましい。ふねを見つけたらやっぱり!世界で一番美味しいスパゲッティが気になります。リサがいなくてもやっぱりガスパールはガスパールでした。2024/07/11
退院した雨巫女。
12
《本屋》ガスパール絶対にいけないことをやってしまったね。逃げちゃダメだなあ。2024/05/30
izw
6
児童書の新刊コーナーで何気に手に取った本だが、「リサとガスパール」シリーズに1冊。緑がかった運河と石づくりの建物の様子で、コロナ直前に行ったベネチアが思い出されて懐かしい。いたずらっこのガスパールが最後あたたく迎えられてハッピーな気持ちで読み終えることができた。シリーズの他の絵本も読んでみたい。2024/09/15