ストレンジ・フィクション
ロデリック(―または若き機械の教育)

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  • サイズ B6判/ページ数 522p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309630052
  • NDC分類 933
  • Cコード C0397

出版社内容情報

捨てられてしまった幼いロボット「ロデリック」の冒険。スラップスティックでピカレスクなロボット・コミック・ノベル!

【著者紹介】
1937-2000年。アイオワ州生。SF界随一の奇才。マッドでシュルレアリスティックな短編小説で有名だが、本作をはじめとするロボットSFも高い評価を得る。84年、BSFA(英国SF作家協会賞)受賞。

内容説明

不世出の天才にして究極の異色作家スラデックが遺した、ロボットSF最高傑作がついに邦訳。ロボットとは何なのか?ロボットと人間の差はどこにあるのか―?ときに深淵に、ほとんど無節操に、スラップスティック全開で繰り広げられる、究極のロボット・コミック・ノベル!

著者等紹介

スラデック,ジョン[スラデック,ジョン] [Sladek,John]
1937年、アイオワ州に生まれる。ミネソタ大学で英文学と機械工学を学び、卒業後は世界を放浪ののちにロンドンに定住。トマス・ディッシュらの知己を得て、“ニューワールズ”誌に集ったマイクル・ムアコック、J・G・バラードらによるニューウェーブ運動の一員として活躍する(しかし、作風的にはまったく影響を受けなかった)。68年コメディSFであるThe Reproductive Systemで長篇デビューを果たしたのちも、オカルト研究家、本格推理作家など雑多きわまりない活動を繰り広げ、SF界随一の奇才として知られるようになる

柳下毅一郎[ヤナシタキイチロウ]
1963年大阪府生まれ。東京大学工学部卒。特殊翻訳家、映画評論家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

澤水月

36
賀陽親王まで出す博識スラデックのロボットビルドゥングス。読み中に人工知能が人間棋士を負かし、星新一賞の第一次選考を通過! さらにはまるで80年発表のこの小説が予見したかのごとき「学習型AIのヘイト発言止まらん事件」まで起き身の毛がよだった。無垢とは、人間と機械とは…頻出する暗号など深読みも可能だし分からなくても面白い。QOLとか電脳の概念とか自分には思ったより古びて思えず。恋!もあるという続編も是非…しかし解説円城塔の和歌引用は笑いが止まらん2016/04/17

周到&執拗

21
設定は近未来なのかもしれないが、最初の大学パートの描写などニューサイエンス時代の作品だなあと感じる。演劇的饒舌が賑やかで楽しい。130ページを超えてやっと主役ロデリックが登場。“三原則”など与えず勝手に学習させたらロボットはどんなくそガキに育つのか? ダークな社会を好奇心いっぱいに駆け抜けるロディーが実に好もしい。ロジック&言葉遊びはもとより、誘拐、入れかわり、暗号趣味、犯人当て小説まで繰り出してくるのはこの作者ならでは。ラスト2ページ、本格ミステリファンへの素晴らしいプレゼントを見逃すな。2016/04/08

kokada_jnet

18
内容は最高だが造本が…。少部数が予想され、それなりの値段設定が必要ということでこうなったのでしょうが。頁あたり文字数をスカスカにした結果、500頁を超えるボリューム。固いハードカバーのせいで、ずっしりと重く首に痛みが走り、読みにくいことこの上ない。スラデックにハードカバーは似合わない。値段は同じでいいから、ソフトカバーでもっと薄くして欲しかったです。理想を言うと電子書籍で読みたいです。2016/05/09

きゅー

12
幼い人工知能ロデリックの冒険物語。ロデリックは自身を何度もロボットだと言っているのに、周りの人びとは信じない。読者も、なんでキャタピラで動いているのに人間扱いされているのか腑に落ちない。この物語はロデリックの自律的な成長ではなく、人間の誤った認識の滑稽さに焦点を当てているようだ。その点を面白いと思えるかどうかが500頁を読みきれるかにかかってくる。荒唐無稽なシチュエーションと、入れ代わり登場するキャラクター、場面展開の早さで息切れしながらもなんとか読み終えた。この作品のユーモアは自分には合わないようだ。 2017/03/08

魚京童!

11
私の訳は独創的で、素敵でしょっていう感じにイライラを隠せない。ってか面白くない。なんでだろ?SFってこんな投げやりだったっけ?2018/09/17

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