内容説明
天地創造から最後の審判まで!聖書の壮大な物語をイッキ読み!ユダヤ教・キリスト教の教えがスッとわかる!旧約・新約の「約」って何!?51のピクトグラムで全容を押さえたダイジェスト付き!
目次
第1部 旧約聖書(天地創造と族長物語―万物を創造した神の業と族長たちの旅;イスラエルの民の興亡―約束の地を巡る神とイスラエルの民の契約と交流の歴史)
第2部 新約聖書(救世主イエスの誕生―救世主を待ち望むユダヤに登場した宗教改革者;イエスの伝道活動―イエスが説いた革命的な愛の教え;受難物語―神と全人類の新しい契約のために救世主が受け入れた悲劇的最期)
終章 名画でたどるその後の聖書―イエスの昇天後、使徒たちはどうやってキリスト教を世界に広めたのか?
著者等紹介
保坂俊司[ホサカシュンジ]
1956年群馬県生まれ。早稲田大学社会科学部卒、同大学院文学研究科修士課程修了。デリー大学に学び、東方研究会・東方学院講師や中村元東方研究所理事を歴任。現在、中央大学国際情報学部教授。専門は比較宗教学、比較文明論、インド思想(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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たまきら
41
新刊コーナーより。イスラエルが混乱を極める中、こういう本を手に取ると不思議な気持ちになります。混沌とした世界の小さな町が、今も昔も対立の場であり続けている。その事実が私を混乱させます。愛を説いたイエスも驚いているのではないでしょうか。…聖書の世界をピクトグラムで紹介している見開きには笑ってしまいました。こういう試み、結構好きです。2024/07/15
ぽけっとももんが
7
「聖書はキリスト教を信仰する西洋人のアイデンティティ、考え方の源泉となっており、聖書を知ることは、彼らを理解するひとつのカギとなります」。親戚がクリスチャンだし幼稚園も教会の併設だったので、小さい頃から絵本などを読んでいた。モーセが流されて王女に拾われる話とか。そのばらばらで細切れなエピソードがなんとなくつながりそうだ。そも聖書がどんなものか、どんな内容か、など初歩の初歩ながら案外知らないものだ。ある程度知らないと、絵を見ても翻訳本を読んでもわからないもんなぁ。2024/11/21
多津子
6
聖書ってこんなに巻数があるのか。ざっくりと中身が解説されているので入門編としてわかりやすい。ソロモン王のあたりが当たり前の歴史として書かれているのに思うこともあるが、聖書の解説がメインなのでね。冒頭のピクトグラムで紹介される聖書の物語が大変面白かった。2024/06/08
るんるん
4
基本的なことがわかってよかった。イエスの教えがわかる論争物語では、現実的な返しが興味深かった。歴史的に聖書の解釈により過激な思想もうまれたりするがイエスはきっと迷惑な話しだと思っているにちがいない。2025/03/20
kaz
2
聖書の概要を何となく理解することはできるが、図版が小さいため絵画はあまり楽しめない。図書館の内容紹介は『天地創造から最後の審判まで、聖書の壮大な物語の重要ポイントを、「最後の晩餐」などの絵画や地図、系図などを用いて図解するビジュアル入門。物語の全容を51の場面で描いたピクトグラム、豆知識も掲載』。 2024/10/28