出版社内容情報
なぜこの国の「戦後」は終わらないのか。どの世代がどの立場から語るかによって異なる相貌を見せる「戦後」の構造を炙り出す。
成田 龍一[ナリタ リュウイチ]
1951年、大阪市生まれ。日本女子大学人間社会学部教授(近現代日本史)。『近現代日本史と歴史学』『「戦争経験」の戦後史』『大正デモクラシー』『〈歴史〉はいかに語られるか』など。
内容説明
繰り返される「戦後○○年」。なぜ、この国の「戦後」は終わらないのか―。世代によって歴史観・世界観はどのように異なるのか、3・11以降、いったい何が変わったのか…誰が、どの立場から語るかによって異なる相貌を見せる「戦後」の文法を炙り出し、戦後史叙述の新たな地平を拓く。
目次
はじめに―「戦後日本史」のこわさと面白さ
第1章 「戦後の文法」のために
第2章 「悔恨」をめぐる戦後史
第3章 「社会」と「私」をめぐる戦後史
第4章 現代社会のなかの戦争像と戦後像
第5章 貧困×ジェンダー×戦争―「戦後の文法」のために2
著者等紹介
成田龍一[ナリタリュウイチ]
1951年、大阪市生まれ。日本女子大学人間社会学部教授(近現代日本史)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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