河出ブックス
アメリカ的、イギリス的

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  • サイズ B6判/ページ数 251p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784309624716
  • NDC分類 361.42
  • Cコード C0330

出版社内容情報

アメリカ人はどうしてああなのか――。あまりにブラック、そして痛快。イギリス屈指の毒舌批評家が放つ、抱腹の比較文化エッセイ。

【著者紹介】
1943年生まれ イギリスの批評家・思想家 マルクス主義をベースに文学・政治を論じる。『文学とは何か』『イデオロギーとは何か』などその著作のほとんどが翻訳されている。

内容説明

社交的であけっぴろげ、愛想がよくて好奇心旺盛、毒がなくて親切で、アイロニーと風刺を解さず、声が大きく、自己啓発に熱心で成功に固執するアメリカ人。いっぽう、イギリス人は―?英語をめぐるギャップから始まる滑稽話の波状攻撃。イギリス屈指の毒舌批評家が放つ、抱腹の比較文化エッセイ。アメリカの出版社数社が引き受けるのを躊躇したという、いわくつきの一冊。

目次

1 英語、この引き裂かれた言語
2 あのあまりに社交的な精神
3 肉体は死んでも意志は死なない
4 アメリカ人、それは義務に忠実に人たち
5 あのあまりに肯定的な精神
6 一と多
7 洗練されたものと善良なもの

著者等紹介

イーグルトン,テリー[イーグルトン,テリー] [Eagleton,Terry]
1943年、イングランドのソルフォード生まれ。現代イギリスを代表する批評家・思想家。オックスフォード大学、ケンブリッジ大学、マンチェスター大学、アイルランド国立大学などで教鞭をとってきた。ダブリン在住

大橋洋一[オオハシヨウイチ]
1953年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科教授(英文学)

吉岡範武[ヨシオカノリタケ]
1962年生まれ。鎌倉女子大学専任講師(英文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はなよ

13
おおよそ題名どおりだけど、実際にはイギリスの隣国であるアイルランドも加わった3国を比較する章もある。全体的にユーモアが散りばめられているものの、哲学的な表現が多く読むのに時間がかかる。しかも、日本人にとってはどこまで本気で言ってるのか分からない場合もある。でも楽しく読めた。日本もまたアメリカの悪いところ、例えばなんでも金儲け主義にしてしまう事を受け継いでしまったと思う。2018/03/30

tona

8
毒舌。1ページ目から「宇宙人はアメリカ人ばっかり拉致しすぎだ!」という話が展開されていてどうしようかと思った。イーグルトンも断っているが、ここでは敢えてステレオタイプ的にイギリス人、アメリカ人(時々ウェールズ)を比較してみせている。一通り読んでみて、やっぱりわたしはイギリス的な方が好きだなと再確認。それにしても“イギリス的”なユーモアが満載で、ちょっと読むのに時間がかかった。2014/06/14

ロピケ

7
アメリカ人の傾向(もちろん典型的と言えるものだろうけれど)…歴史が浅い分、実験的、人工的な性格になるのだろうか?差別用語に関する過度な気遣いや、大げさな感情表現、外面性と内面性の一致、肥満など、切り口は様々。意志力がより重要視されているのがアメリカということだろう。一見優等生的存在のアメリカ人を皮肉たっぷりに観察しながら、時にはそのナイーヴさもイギリス人やアイルランド人には無いものとして評価してもいる。アメリカから直接的影響を受ける日本にも、思い当たる部分が多いかもしれない。2014/07/01

Humbaba

7
アメリカとイギリスはその習慣が大きく異る。日本から見れば同じ外国であり、英語圏である。しかし、足に暮らす人の考え方が違っているため、話していても違和感を覚えることが多くなるだろう。謙遜をするのかそれとも喧伝をするのか、どちらが正解ということはなく、そこに暮らす人の習慣が大きく影響する。2014/06/26

おっとー

6
中断期間が長かった…。特に語ることは少ないけど、皮肉たっぷり、ネタたっぷり。もうどこまでネタなのかわからないくらいに。今どき批評家がこんなネイション単位での偏見ぶちまけるなんて、という批判もあるだろうけど、ナショナリズムをあえて突き抜けてる感がある。アメリカもイギリスもいじられっぱなしで、いわば勝者なき毒舌。普通、国ごとの比較は他国を模範にしたり、あるいは貶めたりという目的があるけど、本書は皆無。ひたすら皮肉。そこが安易なナショナリズムとは違うところなんだろうな。2018/03/07

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