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出版社内容情報
抒情性豊かで資料的価値も高い風景画によって、日本の原風景を辿ったとも言える広重の魅力を、傑作の数々とともに。オールカラー。
河出書房新社編集部[カワデショボウシンシャヘンシュウブ]
内容説明
雪、月、雨、そして旅情。日本人、そして世界中の人びとの琴線に触れる風景画の達人、その遙かなる旅路をゆく―“東都名所”“東海道五拾三次之内”“冨士三十六景”から、豊国との合筆、花鳥画、魚尽、絵本・滑稽本まで…総計600枚超、オールカラー。最晩年の傑作“名所江戸百景”120枚一挙掲載。
目次
雪の画家・広重
「東都名所」
東海道シリーズ
名所絵シリーズ
街道シリーズ
最晩年の傑作「名所江戸百景」
北斎への対抗作品「冨士三十六景」
二代広重登場
江戸の食通ガイド
広重・三代豊国の合筆作品
巻子本
広重の花鳥画
広重の魚尽
名所図会
絵本・滑稽本
縁起絵
画稿・下絵類
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sofia
30
『広重ぶるう』を読んでからこの本を。小説だとわかってはいるけど、この絵はこんな気持ちで描いていたなと思い出すとおもしろい。『広重ぶるう』を読んで「名所江戸百景」を見たかった!ベロ藍が美しい。2022/12/31
booklight
25
広重の作品を網羅的に紹介。得意の風景画から、花鳥、魚、土産、絵本、縁起絵などまで幅広く。東海道五十三次×3、木曾街道六十九次、六十余州名所図会、諸国名所百景、名所江戸百景、江戸名所四十八景、など風景画家だったんんだなぁ、と数でも実感できる。特筆すべき絵も多いが、割と普通、というのもある。でも構図、気象、デザイン、人情、ユーモアなどあらゆる手を使って見るものを引き付けようとする努力とその数に、広重さんでも色々やっているんだなぁ、と嘆息してしまう。庶民感覚を持ったまま描いている感じがして、また好きになった。2022/08/20
王天上
5
名所江戸百景が抜群。色遣いはもちろん、構図など現代より斬新。いいもの観たなあ。2018/02/21
takakomama
4
「広重ぶるう」の浮世絵を見たくて併読。図は小さいけれど、シリーズ物の全部が載っていて嬉しいです。小説を読みながらなので、斬新な構図、風景の青い色やグラデーションに目が行ってしまいます。眺めていると心が落ち着きます。2024/03/19
暇人
3
歌川広重の作品集。人々の暮らしや東海道五十三次などのシリーズもので有名な絵師だが、改めてみると構図の大胆さに驚く。遠近法はめちゃくちゃで、富士山よりも でかい鯉が出てくる。しかし、迫力はものすごい。見ていて違和感もない。優れた絵師が描くからだろう。かなり楽しめる一冊だ。2017/04/09
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