奇想コレクション
願い星、叶い星

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  • サイズ B6判/ページ数 383p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309621852
  • NDC分類 933
  • Cコード C0397

内容説明

“奇想コレクション”第5回配本は、オールタイム・ベスト級の長篇SF『虎よ、虎よ!』であまりに有名なアルフレッド・ベスター。ワイドスクリーン・バロックの巨匠ベスターの本邦初ベスト短篇集ついに登場。軽快なテンポで一気にラストまで突き進む追跡劇「願い星、叶い星」をはじめ、ベスター短篇の最高傑作「ごきげん目盛り」、忘れられない衝撃を多くの読者にあたえた「イヴのいないアダム」、時間旅行を夢想する男の運命を描いた「選り好みなし」、地球最後の男女の奇妙な世界「昔を今になすよしもがな」、そして、ながらく邦訳が待ち望まれていた初期代表作「地獄は永遠に」など、全8篇を収録。

著者等紹介

ベスター,アルフレッド[ベスター,アルフレッド][Bester,Alfred]
1913年、ニューヨーク市マンハッタン生まれ。50年代屈指のSF長篇『分解された男』『虎よ、虎よ!』の作者として、その名は燦然と輝いている。39年、デビュー。3年間の作家活動の後にコミックスのシナリオ・ライターに転身し、さらにラジオ・TV番組の脚本・演出家を経て、再びSF界へ。復帰後、『分解された男』で圧倒的支持を得、第一回ヒューゴー賞を受賞。87年、七十三歳で死去

中村融[ナカムラトオル]
1960年生まれ。中央大学法学部卒。翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

徒花

210
『虎よ、虎よ!』が有名なベスターの短編集。まあまあ。おもしろかったのは『選り好みなし』『時と三番街と』。やっぱりタイムトラベルものはいいね。あと、オチがキッチリしまっているのが好き。表題作も悪くはなかったけど、SFなのかびみょー。ほかの話はイマイチフィーリングが合わなかったり。単純に好みの問題だろうか。2018/10/19

藤月はな(灯れ松明の火)

49
傑作SF「虎よ!虎よ!」で有名な作者の作品はこの本がお初でした。しかし、初っ端から「なんじゃこりゃ!」という叫びを心で挙げることになりました。「ごきげん目盛り」はロボット三原則である「人を殺さない」ということが効かないアンドロイドとそんなアンドロイドに寄生するしか能がない男の話ですが「わたし」が正体不明で混乱しながら読み進めながら驚愕することに。アンドロイドが人を殺すようになった理由が「温度が上がると暴動が起きやすくなる」という曖昧な状況下の一般論なのが笑えます。表題作は明らかに鵜呑みにする大人が馬鹿。2013/07/24

かわうそ

28
どうしようもない状況に追いやられた登場人物の焦りや惑いを通奏低音としてダークな雰囲気が充満する悪夢系SF短編集。行間から狂気が迸る「ごきげん目盛り」がベスト。その他お気に入りは「イヴのいなアダム」「昔を今になすよしもがな」あたり。2016/04/12

ニミッツクラス

14
04年の税抜1900円の初版を読んだ。奇想コレクション(全20巻)の5巻目で8編収録。後発17年に創元SFが追補改題(イヴのいないアダム、10編収録)で文庫化し、本書の短編は全てそれに収録済み。ともあれ、この歳でベスターの短編集を読めるのは、若く青い頃を想い出して感慨がある。カバーは表題作のブキャナン少年で、話そのものはオチが弱い。本書の厚みの約半分を占める巻末の「地獄は永遠に」は著者初期の代表作(本邦初訳)らしいが、実の処あまり面白くない。「昔を今に…」のポスト・ピカドンは良い構成だと思う。★★★★★☆2019/03/29

zumi

11
「昔を今になすよしもがな」のみ。人間がいなくなったはずの街で、鋼鉄を打ち鳴らすような音が聞こえてくる。その正体は...ギリギリまで引っ張るので緊張感がある一篇になっている。2014/09/17

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