種村季弘のネオ・ラビリントス〈6〉食物読本

種村季弘のネオ・ラビリントス〈6〉食物読本

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  • サイズ B6判/ページ数 471p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309620060
  • NDC分類 081.6
  • Cコード C0395

内容説明

本の饗宴、食欲のユートピア、暴飲乱読交遊記。単行本から未収録作品まで、各巻毎にテーマ別に分類し、種村季弘の新たな迷宮世界を現出させた待望の著作集。

目次

書物漫遊記(名前と肩書の研究―『潮文化人手帖』1976年版;不思議な節穴―武井武雄『戦中気侭画帳』;畸人ぎらい―色川武大『怪しい来客簿』 ほか)
食物漫遊記(嘘ばっかり;絶対の探求―岡山の焼鳥;一品大盛りの味―尾道のママカリ ほか)
食物読本(東京すし今昔噺;沼津のすし屋;豆腐マニアの話―純粋偏食家銘々伝 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ソングライン

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昭和8年生まれの独文学者の作者、グルメ情報や食べ歩きには興味がなく、横丁にあるのんびりできる居酒屋でたたみいわしを肴に酒をのむのが好き、うまいものの話を聞くと食べたくなる、そんな作者が戦後から平成に至る食文化を語る「食物読本」、食事に関わる小説の一場面から話が展開してゆく「食物漫遊記」、食物漫遊記のスタイルで読書歴を語る「書物漫遊記」が載ります。幼少時寿司といえば桶にもられたもので、火の通った卵焼きや穴子を父からもらい、父は生のものをつまみながらお銚子を呑んでいた、私にも同じような思い出がありました。2021/05/27

bunca

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ずっと読みたかったのに絶版で読めなかった食物漫遊記が入っていたので興奮しながら読みました。 ご自身のエピソードとたくさんの本からの引用に江戸への愛着が感じられました。 一緒に入っている書物漫遊記と食物読本も期待以上に良かったです。2025/01/09

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