内容説明
「遊び心」が止まらない!笑って読めて、ためになる日本語教室、始まります。イラストもゆかいです。好評ロングセラーの増補版!
目次
第1章 日本語を「音」からみてみよう(イライラするなあ イラって何?;動くモグラ ほか)
第2章 日本語を「文字」からみてみよう(五十音図の「穴」には何が入るの?;不評だった五十音図? ほか)
第3章 日本語を「数字」からみてみよう(一、二、三…をどう発音するか?;「大和言葉=日本語」ではありません ほか)
第4章 日本語を「遊び心」からみてみよう(いろは歌あれこれ+駄作ご披露;江戸時代のいろは歌 ほか)
第5章 日本語を「詩のことば」からみてみよう(言っていないこと、がある;何が省略されたのかな? ほか)
著者等紹介
今野真二[コンノシンジ]
1958年、神奈川県生まれ。清泉女子大学教授。日本語学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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Go Extreme
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つくってみたいからつくる 伝達言語と詩的言語 皮膚感覚→精神状態 言葉の連鎖 濁音の持つ強い印象と不快感 古日本語・語頭濁音の稀少性 濁音語頭の響き→負のイメージ 五十音図に存在する謎の空白 音を借りる万葉仮名の創造性 漢字運用・忠実性と柔軟性の対立 知的遊戯としての創作漢字 一音多字の平仮名時代 清濁区別の曖昧さ 三層構造の現代日本語 点から線への知識の体系化 対象別助数詞の豊かな体系 上下逆読みの言葉芸術 近さと距離の絶妙なバランス 言語構造を活かした知的遊戯 言葉遊びがもたらす心の豊かさ2025/05/27