出版社内容情報
「それ、おかしくない?」と思ったら……。
社会を変えるため、声をあげることをもっと当たり前にしたい!
平均年齢19歳(執筆時)の著者たちが伝えたいことを知る。
「環境・平和・民主主義・ジェンダー・グローバル化・人権・校則・若者の貧困と孤独」
さまざまな社会課題に取り組む若手アクティビスト22人による、
同世代や次世代のための、今までにまったくなかった新しい本。
声を上げるのに年齢も性別も国籍も関係ない!
まずは小さな一歩から、社会運動を始めよう!
内容説明
「それ、おかしくない?」と思ったら―平均年齢19歳(執筆時)10代による、10代のための声を上げるのに年齢も性別も国籍も関係ない!社会運動のはじめ方。環境・平和・民主主義・ジェンダー・グローバル化・人権・校則・若者の貧困と孤独。
目次
1 私たちの地球って大丈夫?―環境問題
2 安心して暮らせる国にするには?―平和と民主主義
3 性の不平等をなくすには?―ジェンダー問題
4 日本で暮らす多様な人々と共に歩む未来って?―グローバル化と人権
5 私たちの学校を変えるためには?―校則・教育改革
6 誰もが安心して生活できる社会って?―若者の貧困
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Go Extreme
2
環境問題: 石炭火力発電所建設支援反対 化石燃料融資会社への抗議 気候危機の構造的問題 ヴィーガン給食導入 神宮外苑再開発見直し 平和と民主主義: 核兵器廃絶 選挙ボランティア ジェンダー問題: 性的同意の周知 フェミニズム グローバル化と人権: 入管問題・難民支援 多様なルーツを持つ人たちへの差別問題 校則・教育改革: 学校の自由を守る 頭髪指導 対話的な校則見直し 校則問題と社会 学校での対話と民主主義 教育制度と学校内での政治活動 大学入試の英語民間試験導入 若者の貧困: 高等教育無償化 子ども食堂2024/12/27
Go Extreme
1
環境問題:気候変動 生物多様性 資源枯渇 再生可能エネルギー 温室効果ガス 国際協力 平和と民主主義:平和構築 市民参加 民主主義 選挙の公正性 人権保障 言論の自由 ジェンダー平等と人権:性の不平等 ハラスメント防止 ジェンダー教育 性的同意 包摂社会 多文化共生と社会課題:移民労働者 差別撤廃 文化的多様性 グローバル化 教育の機会均等 教育改革と若者の未来:校則見直し 民主的教育 若者の貧困 最低賃金 就業支援 アクティビズムと社会変革:社会運動 政治参加 デモ活動 コミュニティ形成 意識向上活動2025/03/08
hirokoshi
1
2000年以降生まれという若さでこの問題意識、行動力。それに引き換え自分は…と恥ずかしい。環境、ジェンダー、民主主義、人権などの様々な問題と、その活動にまつわる話。「企業が“若者の声を聞いた”アピールに自分達の活動を利用する」「ピュアな若者が大人に物申す物語性を強調したがるメディアによって、世代間の対立構造になってしまう」、問うことの重要さなど、自分の思考を言語化できる賢さ冷静さに頭が下がる思い。ことばがいかに重要なのか、説得力がある。2025/02/24
まな
0
ちょうど今放送しているドラマ『御上先生』でキーフレーズとなっている、パーソナルイズポリティカルという言葉が読んでいるなかで何度もよぎった。「社会をより良くしたい」と「毎日快適に楽しく暮らしたい」は両立すべきはずなのに、積極的な意見の表出が、ご立派なことをされてますねと煙たがられたり、敬遠されたり、逆に視野が狭いとバカにされるような寂しい世間の感覚は一体何なんだろうか。選挙に行かない友達や身近な人に「投票行こうよ」というひと言すら伝えるのをためらってしまう自分がいる。この本を読んで恥ずかしくなった。2025/03/07
ちもころ
0
ハンストはどうかと思うけど、とにかく意見を表明することが大事。2025/03/08