出版社内容情報
生きていくための最後のとりで、「生活保護」。制度をとりまく歴史や課題、他国の「生活保護」制度との違いなど、今知っておきたいリアルな実態と「死なないノウハウ」が詰まった入門書。
著者情報
1975年生まれ。作家・活動家。2000年、自伝的エッセイ『生き地獄天国』でデビュー。以降、プレカリアート問題を中心に執筆。『右翼と左翼はどうちがう?』『14歳からの戦争のリアル』等、著書多数。
内容説明
どういう時に利用できるの?他の国の制度は?子どもは高校・大学に行けるの?バイトしたらどうなるの?今知っておきたいリアルな実態と「死なないノウハウ」が詰まった入門書。
目次
第1章 今、生活保護をめぐって起きていること
第2章 生活保護ってどんなもの?―生活保護問題に取り組む弁護士 小久保哲郎さんに聞く
第3章 韓国の生活保護~政府の大キャンペーンで利用しやすい制度へ―大阪公立大学大学院准教授 五石敬路さんに聞く
第4章 ドイツの生活保護~ケタ違いの使いやすさ―法政大学教授 布川日佐史さんに聞く
第5章 外国人は生活保護の対象にならないの?―「移住者と連帯する全国ネットワーク」運営委員
第6章 貧困と生活保護の30年―一般社団法人「つくろい東京ファンド」代表理事 稲葉剛さんに聞く
著者等紹介
雨宮処凛[アマミヤカリン]
1975年、北海道生まれ。作家・活動家。反貧困ネットワーク世話人。フリーターなどを経て2000年、自伝的エッセイ『生き地獄天国』(太田出版、のちにちくま文庫)でデビュー。2006年からは貧困問題に取り組み、2007年に出版した『生きさせろ!難民化する若者たち』(太田出版、のちにちくま文庫)はJCJ賞(日本ジャーナリスト会議賞)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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