出版社内容情報
さまざまな料理研究家たちによる、中学生が生き抜くためのレシピを紹介し、悩みを解決するための糸口を見つけるキッカケを提示する。
内容説明
不安、ストレス、緊張、風邪、便秘、食欲不振…その悩み、料理で解決できます。16人による「生きるため」のレシピ。
目次
第1章 身体の悩みのためのレシピ(おなかを壊したときのためのレシピ―“買えない料理”が財産になる(料理研究家・冨田ただすけ)
身体が冷えているときのためのレシピ―じわじわ、やさしく体を温める、風邪撃退うどん(エッセイスト・料理家・寿木けい) ほか)
第2章 心の悩みのためのレシピ(ストレスが溜まっているときのためのレシピ―料理も自由、人生も自由!(料理コラムニスト・山本ゆり)
不安なときのためのレシピ―体の中心をあたためる「しょうが入りあんかけうどん」(料理家・文筆家・高山なおみ) ほか)
第3章 こんなときに作りたいレシピ(深夜の勉強のおとものレシピ―料理は魔法(料理研究家・リュウジ)
一人で晩ごはんを食べるときのレシピ―「自炊」の一歩を踏み出そう(料理家・今井亮) ほか)
第4章 特別なとき自分でもできるレシピ(家族の誕生日をお祝いするときのレシピ―失敗しても、カレーにしちゃえば大丈夫!(料理研究家・ヤミー)
お菓子をプレゼントしたいときのレシピ―「嫌じゃないこと」を探してみよう(料理家・なかしましほ) ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Aya Murakami
87
図書館本。 病めるときも健やかな時もごはんを食べないと生きていけないのです(本書にもあるように熱があるときには無理に食べなくてもよい)。 マクロビオティック…。結構コレをやって肌とかの調子が良くなったって聞きますね。そして怪しげなのに有名人が殺到しているという…(汗)。ちなみにアルカリ性食品というのは燃焼したらアルカリになるということだそうな。2023/02/21
よこたん
33
“自分の料理で、自分や誰かを満足させ、安心させることができるのは、すごく幸せで貴重な体験であり、「買えない料理」を作れることが、きっとこれからいろんな場面で自分を助けてくれる力になるはずだ。(冨田ただすけ)” 確かに、惣菜は買えるが、焼き海苔にお醤油をちょんとつけて炊き立てのごはんを挟んだものは、なかなか買えないだろう。14歳の世渡り術シリーズは、わかりやすい言葉で書かれていて、気持ちよく読めて好きだ。簡単なものでいい。自分で作って食べて、自分を労ろう。身体が温まるメニューはいかが。エールが届くといいな。2023/11/20
pinko
25
この本では16人の料理人の簡単なレシピとエッセイが紹介されています。 難病の子供の病気を治そう、喜ぶ笑顔を見たいと料理を始め、美味しい料理を作れるようになった時には娘さんは料理を食べれなくなっていた。パパを料理好きにしてくれてありがとう。これを読み食べてくれる相手が居て「美味しい」の笑顔が返ってくる幸せを感じました。 子供食堂のコラムではとても素晴らしい活動で共感しましたが、子供だけで歩いて食堂に来れる環境が無いと成り立たないのだと感じ、車が無いと生活できない環境の私は少し残念な気持ちになりました。2023/09/11
おれんじぺこ♪(16年生)
18
知らずに借りたけど「14歳の世渡り術」のシリーズ?だったみたい(レシピ集だと思って借りた)。16人の料理家さんの「料理観」がエッセーみたいにかかれてて読み応えあった。最後に1つずつレシピも載ってるしそれに対して栄養学の先生からのコメントもある。もちろん大人が読んでも面白い1冊でした 2023/10/14
くぅたん
12
メディアで活躍する料理研究家16人の中学生が初めてでも作れるレシピと食に関するレポート。エッセイみたいで読みやすいし、活躍している人の中学生の頃の気持ちにも触れられて良い。2022/09/20