出版社内容情報
苦悩の連続を経て日本一の監督になるまでを綴った自叙伝!夢は見るものではなくつかみとるもの。夢を叶えて熱く生きたい全ての人へ。
栗山 英樹[クリヤマ ヒデキ]
1961年東京生まれ。創価高校、東京学芸大学を経て84年にヤクルトスワローズに入団。90年、引退。引退後は、解説者、スポーツジャーナリストとして活躍。2011年、北海道日本ハムファイターズ監督に就任。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Aya Murakami
94
図書館本 自分だけの力で努力し続けるよりも人との縁を大事にする生き方を推奨する本…かな?野村監督(実力重視の監督さんだった模様)の就任の時はそれがマイナスになったようで苦労した模様です。 野球に詳しくないのでスイッチヒッターという言葉は初耳。後でwikipedeiaで軽く調べてみると結構たくさんの作品で扱われている結構花形のポジションなのだとか?花形だけあって若い時に訓練しないとスイッチヒッターになれないのだとか。2021/07/03
Die-Go
31
図書館本。日本ハムファイターズを日本一へと導いた名監督、栗山英樹さんの自伝。過去作と被るところもかなりあるのだが、現役引退を決めたところは初読みだったので、苦しくなってしまった。50代にしてこのように良い顔ができるのは、それだけのものを乗り越えて来たからだろう。生き方学んだぜ!★★★★☆2023/08/15
shiho♪
26
14歳の世渡り術に栗さんの本があったとは\(^^)/これは今年の読書感想文に持ってこいではないですか❓️ 日ハムの監督時代に書かれた本ですが、侍ジャパンの監督になっても基本姿勢は同じだったことがよく分かります。監督の身体を貫いている芯は、論理的ではなく感情的なもの。「熱さ」は喜怒哀楽をすぐに出すような意味ではなく、「魂」で共感したい、と。そして野球は「運」や「ツキ」がつきもの。幸運を掴むには「徳」。人の為にどれだけ尽くせるか。いくつになっても前へ進む、大人にも勇気をくれるオススメの1冊。2023/06/23
みえ
16
図書館にあったので借りてみた。あっという間に読める。栗山さんってすごいな。紆余曲折あって今、監督が本当にあってるんだろうなあ。
おせきはん
13
プロ野球選手を目指すには回り道に見える高校、大学時代を送りながら、努力を重ね、それぞれのときに全力を尽くし、ちょっとした出会いも生かしてプロ野球選手となった栗山監督の熱い思いが伝わってきました。怪我や病気に苦しみながらも、夢をあきらめずに頑張ってきた姿勢からは勇気をいただきました。2017/04/22