出版社内容情報
君の絶望はよのなかを変える希望だ――この世界では必ず誰か困ってる。困難を解決するための、一番やさしいソーシャルデザイン入門。
【著者紹介】
ライター、編集者。著書に、『ソーシャルデザイン50の方法』『日本一醜い親への手紙』『家を捨てよ、街へ出よう』『完全家出マニュアル』ほか多数。近年では全国で「社会起業支援サミット」を無料開催している。
内容説明
未来をつくるすべての人へ。よのなかを変えた、たくさんの事例を紹介。化学の楽しさを広める小学生、地元を元気にする高校生etc.困難を解決し、世界を変えるための、いちばんやさしいソーシャルデザイン入門。
目次
序章 よのなかを変える「ソーシャルデザイン」って何?
第1章 きみのまわりを見わたしてみよう
第2章 よのなかはどうなっているか
第3章 仲間を見つけよう
第4章 「よのなか」を変えるには
第5章 新しい「よのなか」を続けるために
第6章 新しい「よのなか」を作った人たち
著者等紹介
今一生[コンイッショウ]
1965年群馬県生まれ。千葉県立木更津高校卒。早稲田大学第一文学部除籍。1990年からフリーライター、編集者。自傷行為や自殺未遂の経験者が多いことから15年以上、300人に上る自殺経験者とつきあう取材を重ねる。また、自殺の誘因となるさまざまな社会的課題をビジネスの手法で解決していく「社会起業家」を取材(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
しょうじ@創作「熾火」執筆中。
28
【1回目】投票やデモ、ロビイングでない方法で、特に10代の読者が「この」よのなかは、変えていけるんだという心に火をつけようという本だと思いました。自分が嫌な思いをしてガマンをしている「古い仕組み」を変えていくレッスンです。最終的には、「社会起業家」も視野に含まれています。ぼくは、想定されていた読者層からは大きく外れた年齢だけれども、だからこそ尻込みもしてしまうし、だからこそ何かしないといけないといく気持ちにもなりました(1/20、後半を変更しました)。2018/01/20
ルート
12
コミュニティをつくって、何かを始めるには?ということが書いてある本。昨今は個人の発信力が大きい時代になってきた。よいアイディアは、叶いやすくなっている。仲間を集め、賛同してくれる人を集め、意見を伝えるにはどうしたらいいかということが書かれている。お金がないからできないとか、若いからできないということは、理由にならなそうだ。そういうブロックは、崩せるみたい。その状況にあった方法がある。中高生向けの本のようだが、何かを始めようとしている大人にも参考になりそう。2017/10/05
スプリント
4
ものすごくポジティブに書かれているので何か行動を起こしたいと考えている時に読むと背中を押してくれるきっかけになりそうですね。2015/07/19
KAORU SUZUKI
4
あとがきにもあるように、困っている当事者との友達感覚のつきあいから社会を変えよう。支援者の上から目線ではなく当事者の些細な躓きや○○しにくさ、○○しずらい。に気付き寄り添うことが大切だと気づかされる。既成社会にとらわれない発想と一歩から始まる。身近な人と感想をシェアして何かを始めたくなる一冊でした。2015/05/25
萠木恵依@青蛙堂
3
世の中への不平不満はその人自身に起因するものと、社会構造そのものが問題となる場合がある。後者を代えるというのは生半可なことではない、と思っていた。今、そんな状況が変わっていこうとしている。世の不条理に挑むためにバイブルとなる一冊。2015/09/26




