出版社内容情報
漱石って文豪と言われているけど面白いの? どう読めばいいの?奥泉光が全く新しい読み方を伝授。香日ゆらによる漱石案内漫画付き。
【著者紹介】
1956年山形県生まれ。1986年に『地の鳥 天の魚群』でデビュー。1993年『ノヴァーリスの引用』で野間文芸新人賞、1994年『石の来歴』で芥川賞、2009年『神器』で野間文芸賞を受賞。
内容説明
『坊っちゃん』は中二病の物語?『こころ』って傑作じゃない…『それから』に潜むミステリー!奥泉流・小説読解の10のメソッド。漱石を面白くするのは君だ!!
目次
第1章 『吾輩は猫である』―小説は全部読まなくてもいいのである
第2章 『草枕』―小説はアートだと思うといいよ
第3章 『夢十夜』―「夢十一夜」を書いてみよう
第4章 『坊っちゃん』―先入観を捨てて読んでみたら
第5章 『三四郎』―脇役に注目するといいかも
第6章 “短編集”―作者の実験精神を探ってみよう
第7章 『こころ』―傑作だなんて思わなくていい
第8章 『思い出す事など』―「物語」を脇に置こう
第9章 『それから』―イメージと戯れよう
第10章 『明暗』―小説は未完でもいいのだ
著者等紹介
奥泉光[オクイズミヒカル]
1956年、山形県生まれ。作家。国際基督教大学教養学部人文科学科卒。同大学院博士前期課程修了。1986年、すばる文学賞の最終候補作『地の鳥 天の魚群』を「すばる」に発表しデビュー。著作に『ノヴァーリスの引用』(野間文芸新人賞)、『石の来歴』(表題作で芥川賞)『神器―軍艦「橿原」殺人事件』(野間文芸賞)、『東京自叙伝』(谷崎潤一郎賞)ほか多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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