内容説明
コミュニケーション能力を高めるコツ。
目次
第1章 からだは、どんなことを教えてくれるんだろう
第2章 からだは、人と関わる道具である
第3章 見た目はやっぱり気になる
第4章 からだと心と、こんなふうに付き合ってみよう
第5章 僕たちは、自分のからだでどうしたい?
対談 鷲田清一×近藤良平
番外編 コミュニケーションを始める前の準備運動
著者等紹介
近藤良平[コンドウリョウヘイ]
1968年生まれ。振付家、ダンサー。学ラン姿で踊る男性のみのダンス集団・コンドルズ主宰。世界20ヶ国以上で公演。NYタイムズ誌絶賛。渋谷公会堂公演も即日完売。NHK「てっぱん」オープニングダンスを振付、「紅白歌合戦」にも出場。NHK「サラリーマンNEO」「からだであそぼ」振付出演。その他あまたの映画、演劇、CMの振付家として活躍。一方、横浜国立大学、立教大学等で非常勤講師も務めている。第4回朝日舞台芸術賞・寺山修司賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りえこ
19
こころとからだの対話という内容では、なかった気がしますが、からだを動かす事を深く考えないで出来るというのは良かった。からだを動かすのが苦手な人も、気楽に動けば良いんだと思えた。2015/03/25
ぱんにゃー
18
「お互いに相手のことを考えるということは、ダンスを上手く踊るだけでなく、人生において幸せになるためにも重要なポイントでもある気がします。」と「怒りや哀しみだって、しっかりとからだで受け止めようと思わないと。感じることすらできなくなってしまいます。」とありました。どちらも理屈ではなく行動だと思います。そして、良い方向性かは、体が教えてくれるようです。からださんありがとうございます。2013/08/05
かやは
14
私たち自身の身体は、どんなにいやだからって誰かと交換してもらうわけにはいかない。その事実を理解した上で、身体と上手く付き合っていくためにはどうすれば良いか。頭だけで判断しがちな現代、身体のこともちゃんと気にして生活すれば、もっと毎日が充実しそう。どうしても悩みが晴れなくてぐるぐる思い巡らせてしまうときは、無意味に身体をふにゃふにゃぐにゃぐにゃさせてみる。すると頭の悩みが身体の面白さに引っ張られて、なんだか楽しくなれる。そういう対処の仕方は、知っていて絶対に無駄ではないと思う。2015/01/31
愛奈 穂佳(あいだ ほのか)
6
【ココロの琴線に触れたコトバ】お互いの動きは「良い」のに上手くいかないのは、自分のことばかりで相手のことを考えてないという場合が多いからだと思うのです。2015/11/23
Hazuel
6
趣味で楽器を習っています。最近、からだの使い方が演奏にも重要なのではと実感しはじめた所だったので、この本の内容は非常に参考になりました。 文体は14歳の若者に向けたものらしく平易で読みやすいですが、内容は深いと思います。また文体から筆者の、他者に対する温かく公平な視線(人間性)を感じられて、筆者の活動への興味もわきました。2015/07/21
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