内容説明
日本列島のすみずみの歴史がここにある。地域史の視点から日本歴史を把えなおす新シリーズ。初めてのヴィジュアル版生活の歴史。
目次
先史・古代(大阪湾の形成;稲作技術の伝播;巨大古墳の時代 ほか)
中世(源氏武士団の盛衰;四天王寺と聖徳太子信仰;後鳥羽上皇と承久の乱;楠木正成その時代 ほか)
近世(戦国の法城;貝塚寺内町と地頭;淀川・大和川の水運;上方文化の開花;大塩平八郎の乱 ほか)
近・現代(水都と煙都;転換期の大阪;戦後復興 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぽんくまそ
7
「図説日本の歴史」ではなく写真の通り「図説 大阪府の歴史」なのでよろしく。1990年出版。通史ではなく、複数の執筆者たちの共作なので、各記事は少し専門的にすぎる。例えば豊臣氏が滅んだ大坂の陣についての記述がほとんどない。そこを踏まえたうえで読めば、とても勉強にはなった。江戸時代の肥溜め利権争いの調査とかマニアックである。庶民の側に立っているので、数回以上にわたる大阪空襲や、満州移民の実録など必読。他の歴史本でもそうだったが、大阪の歴史は人類以前にいたマチカネワニの巨大な化石から始まるのね。2024/08/26