感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
抹茶モナカ
18
ジイドの『狭き門』、『田園交響楽』、及び、プルーストの『スワンの恋』が収録されている。同性愛者の作家さんが揃った本なのを、途中で気付いた。ジイドの小説は初めて読んだけれど、宗教観なんかが反映された禁欲的でいて、悲劇的な恋愛模様。プルーストの『スワンの恋』は『失われた時を求めて』の一挿話を抜き取って収録したもので、プルーストの文章は気合を入れて読まないと大変で、スワンとオデットの挿話は好きな話だった記憶があったのに、読むのに時間がかかった。『失われた時を求めて』は再読できないな、と痛感しました。2018/04/05
味読愛読
1
田園交響楽を読んだ2011/04/26