内容説明
古代中国で生まれ、いまに至るまで四千年の歴史の中で連綿と伝えられてきた「風水」―。山、川、海、大地の起伏と気のエネルギーは土地の吉凶を決定し、そこに造られた国や都、城の運命をあやつり、一族の繁栄までも左右する。古墳時代より、この風水によって日本列島の都、墓、城、寺がどのように造られたのか、その真相と驚異の秘術に迫る。
目次
1章 天地の気を活かす「風水秘法」とは何か
2章 風水師が操った「古都」造営の謎
3章 巨大な「陵墓」の形は何を暗示しているのか
4章 風水が育んだ「沖縄」の生命力を探る
5章 領国の存亡を左右した風水による「城」建造の秘密
6章 「寺社」建立に仕組まれた風水秘術とは
著者等紹介
田口真堂[タグチシンドウ]
1950年、神奈川県生まれ。風水師、東洋風水学会会長。東洋運命学の原理と仏教哲学の理論を踏まえた修行道場「蓮華蔵院」を主催し、事業アドバイザー、経営コンサルタントを兼務。20代で会得した風水五術を基に独自の運命学を展開し、その著書『気学入門』は大ベストセラーとなる。ほかにも著書多数。現在、イオンド大学国際関係学部助教授。宗教学博士。テレビ・雑誌などで活躍中
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