内容説明
同僚や友人のちょっとしたひと言にも傷ついてしまい、人間関係に自信がもてない…。仕事や学業でひとつつまずくと、何をやってもうまくいかないように思えてくる…。そんな“傷つきやすい自分”に悩んでいませんか。あなたに自信を失わせている原因を自己分析し、力強い自分に生まれ変わるヒントをつかむ本。
目次
1章 あなたは、どんな時に心が傷ついてしまう?(高すぎるプライドに原因があったケース;コミュニケーションの不安に原因があったケース ほか)
2章 なぜ立ち直れないのか、深層心理を分析しよう(傷つきやすい心を自己分析しよう;生後から二歳ごろまでの母子関係はどうだったか ほか)
3章 繊細すぎる自分から脱却する心の持ち方(傷つきやすい心の持ち主の長所とは;自己信頼感の確立に問題がある人の弱点 ほか)
4章 自信を取りもどすためにどう行動すべきか(心の強い人とは、願望を豊かに描ける人のこと;弱い自分を受け入れるためには ほか)
5章 人の心はいつ、どう強化されるか(自分を愛し信頼する心は、いかにつくられるか;自己信頼感がなければ、人生の決断ができない ほか)
著者等紹介
田村正晨[タムラマサアキ]
早稲田大学文学部心理学専修卒、早稲田大学大学院心理学専攻博士課程修了。専門は臨床心理学。医療健康心理学。東京大学医学部付属病院分院神経科研究員、埼玉医科大学医学部助教授などを経て東京薬科大学生命科学部教授、薬学部兼担教授、大学院生命科学研究科教授などを歴任
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感想・レビュー
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ひろ
0
人間関係に疲れて手に取った本。傷つきやすい原因をケースをあげ、解説してくれている。具体的なケースが興味深く面白かった。私自身の傷つきやすいポイントも確認できた。ただその解決策はふわふわしている。後半は時代の古さを感じて発行日をみたら2001年10月1日。15年で価値観は変わるのね。特に女子の気持ち、初潮を迎えて父親に女性として愛されたいとか結婚に関しての諸々の記述は全然共感できなかった。臨床心理の女性感怖いよ。2015/10/20
mitya
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「傷つきやすい自分が自分なのだという現実認識をもつことができれば、ありのままの自分を受け入れることができたのだという“強さ”をもつことにつながるのです。」2015/03/01
yukimono
0
☆32009/05/24
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- 和書
- 倫理への問いと大学の使命