内容説明
近年、心と病気はどのような関係にあるのかが、ようやく医学的に解明されはじめた。がん、アトピー性皮膚炎、脳卒中のリハビリなど、広い分野の医師・研究者を取材し、精神状態が発病や治癒にどう作用しているかを明らかにした、注目の最新レポート。
目次
プロローグ 「気持ち」を手当てせずに、“本当の健康”は得られない
1章 疲労しきった「心」が身体を崩壊させていく
2章 失われた脳機能も気の持ち方で、ここまで治る
3章 ここまで明らかになったがんと心の密接関係
4章 突然死を引き起こすストレスの恐怖
5章 アレルギー発症の鍵は“気持ち”の状態にあった
エピローグ 病気を呼び込まない心をいかに保つか
著者等紹介
田野井正雄[タノイマサオ]
1949年、神奈川生まれ。明治学院大学卒業。雑誌記者を経て80年頃より医学専門ライターとして雑誌、スポーツ紙などに医学・健康記事を寄稿、現在にいたる。近年、精神科領域の疾患にとくに関心を寄せ、取材活動を展開している。著書には『3日でわかるからだの仕組み』『親が倒れたとき』『医学おもしろ事典』『この痛みにこの名医この病院』などがある
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