Kawade夢新書<br> ウソの記憶と真実の記憶―人間の記憶は、あとから創られる…

Kawade夢新書
ウソの記憶と真実の記憶―人間の記憶は、あとから創られる…

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 213p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784309502052
  • NDC分類 141.34
  • Cコード C0247

内容説明

記憶とはいったい、脳のどこが、どのように行うのか。私たちの記憶は本当に真実を語っているのか。過去の記憶がない人、前世の記憶を語りだす人、同時期に複数の自分の記憶をもつ人…。精神科医の著者が催眠治療の現場で遭遇した驚愕の例も紹介しながら、記憶の謎に迫る。

目次

プロローグ 私が目の当たりにした衝撃のケース―二人の記憶をもつ女性
1章 複雑な記憶のしくみを探る―あなたの記憶は本当に真実なのか
2章 無いはずの記憶をもつ人が現れた―遠い昔の記憶が蘇る退行催眠のふしぎ
3章 自分が誰だかわからない…―記憶を失った人々の“過去”を取りもどす
4章 その時あなたに何が起きたのか―薬物、酒、香り…が記憶を支配する謎
5章 なぜ、物忘れが激しくなるのか―痴呆は人の記憶をどう変様させるか
6章 いつの間にか事実は塗り替えられる―そして、あなたの記憶はウソをつく…

著者等紹介

中島節夫[ナカジマサダオ]
1937年、旧満州生まれ。慶応大学医学部卒業。74年、北里大学医学部精神科講師、86年、同大学東病院精神保健科長。94年、同大学医学部精神科助教授、97年、同大学医療衛生学部助教授。日本精神神経学会理事、日本催眠医学心理学会常任理事などを併任し、現在は神奈川県の「ゆたかクリニック」付属催眠ストレス研究所所長。専門は精神医学、心身医学。精神疾患の治療に催眠を導入している日本では数少ない精神科医として、高い実績を上げている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。