内容説明
自動車、家電製品、日用グッズ…あまたある工業生産品の中で、人をひきつける人気製品と、見向きもされない製品では、どこがどう違うのか?モノ余りの現代に売れるデザインとは?あの卓上醤油瓶から秋田新幹線「こまち」まで数々の秀逸なデザインを手がけた著者が明かす、人気を集める製品の“かたち”の秘密とは。
目次
第1章 知らず知らず惹かれてしまう不思議―モノは、いかにして人の心をつかむのか
第2章 第一人者が教える“創造”の極意―「想い」を形にするインダストリアルデザイナーの“苦心”とは
第3章 ロボット犬から秋田新幹線「こまち」まで―あの人気製品に隠されたIDの真の魅力を探る
第4章 美しく機能的に製品が生まれる背景―今、世界中が日本のIDに注目する理由
第5章 モノ余りの時代をいかに歩むかのヒント―これからの時代、どんなIDが望まれるのか