Kawade夢新書<br> 地名から歴史を読む方法―地名の由来に秘められた意外な日本史

Kawade夢新書
地名から歴史を読む方法―地名の由来に秘められた意外な日本史

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  • サイズ 新書判/ページ数 208p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784309501659
  • NDC分類 291.034
  • Cコード C0221

内容説明

由緒ある地、港町、農村からあなたの住む町まで、どんな地名にも日本の歴史が秘められている。大和朝廷の土地開発にちなむ地名、中世の荘園制度が生んだ地名、江戸時代の城下町の町づくりがわかる地名など、“歴史の生き証人”たる地名を手がかりにこの国の成り立ちを明らかにする。

目次

1 維新後の変貌、発展の中から生まれた地名
2 同地名が全国にある謎をその起原から解く
3 古代朝廷の支配体制を今日に伝える地名
4 武家社会のありさまが地名から浮かび上がる
5 幕藩体制下の町づくりと国土開発がわかる地名

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ラグエル

17
飯館村の成り立ちについて。飯樋村+比曽村=飯曽村。飯曽村+石橋村=飯曽村。大倉村+佐須村=大須村。大須村+新舘村=大館村。飯曽村+大館村=飯舘村。∴比曽村、石橋村、大倉村、佐須村は全く名前も消えたんだって。2012/07/05

7
こちらは1999年に初版なので、平成の市町村合併が終了した今、消えた地名も多数だろうが…、そういう土地があったという記録のために良いかもしれない。今まで生きてきて、「どうしてこの地名は他県にもあるのだろう?」と疑問を持つことが多かったが、それが解決される。全てを網羅できているわけではないが、自分に関連する地名の由来を考えるきっかけにもなるかもしれない。個人的には、巻末の「古い時代になるほど、同じ地名でよばれる地域の人間同士のつながりは強くなる。」という言葉が心に残った。実感。2021/09/16

まさげ

6
何気なく耳にする地名にはそれぞれ歴史があることを知った。身近な地名にも興味を感じるようになった。2016/06/18

ふわり

4
同じ地名を至る所で見る理由とか、意味が掴めなかった地名はある言葉の言い換えであったこと等、興味深く読めました。普段何気なく目にする地名も昔の人が付けたものが残っていたり消えてしまったりしていて、ロマンがある。歴史を学ぶ時、旅行に行った時、ふと思いを馳せてしまうことでしょう。地図を眺めて1日過ごせるかも?2017/05/27

ヴェルナーの日記

3
この本を読んでみて、改めて自分の住む町の小地名を見てみると、〇辻とか、〇屋敷、〇坪などの名称がかなりあることに気がついた。今まで何気なく使っていた地名だが、その名前に歴史的意義があると思うと、何だが愛着の様なものを感じるようになった。また町の歴史的成り立ちついて認識を新たになって、その場所に住んでいるという親しみを覚えるようになった。2013/07/15

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