出版社内容情報
中大兄皇子は大化の改新を主導していない!鎖国中も大規模な貿易が行なわれていた!…など、大きく変わりつつある定説の実態を解説!
内容説明
「大化の改新」「最古の貨幣」「士農工商」「鎖国」…。日本史の教科書に記述されていた“史実”は、新説や新発見によってどう変わっていくのか、ズバリわかる!
目次
1章 これから教科書に載る常識をくつがえす新定説(薩長同盟は倒幕目的の軍事同盟ではなく、名ばかりの関係だった;江戸時代の対外政策「鎖国」は当時の実相を表した言葉ではない ほか)
2章 いずれ教科書を書き換える動かしがたい新史実(犬公方とさげすまれた将軍綱吉は、じつは先進的な名君だった?;長篠の戦いの記述に、旧説とされた「3000丁の鉄砲での三段撃ち」が復活?! ほか)
3章 教科書見直しの議論が不可避になる新学説(長年続けられた邪馬台国論争、ついに「畿内説」で決着…;大化の改新の中心人物は中大兄皇子ではなく、孝徳天皇だった? ほか)
4章 将来、教科書に反映すべき重大な発見・注目の学説(朝廷が隠し続けた遣唐使の本当の目的とは;武士の身分は売買された…、変更を迫られる江戸の身分制度の記述 ほか)
著者等紹介
河合敦[カワイアツシ]
1965年、東京都生まれ。青山学院大学卒。早稲田大学大学院博士課程単位取得満期退学(日本史専攻)。多摩大学客員教授。歴史作家・歴史研究家として執筆、講演活動、テレビ出演等を精力的に行っている。第17回郷土史研究賞優秀賞(新人物往来社)、第6回NTTトーク大賞優秀賞を受賞。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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