出版社内容情報
「むごい」「土壇場」「断腸」……日本語の語源には恐ろしいものが多すぎる! 漢字、ことわざ、外来語まで多数収載。
日本語倶楽部[ニホンゴクラブ]
日本語に関して、語源、字源、漢字、流行語などさまざまな興味深いテーマを、日夜研究・発表しているグループ。著書に『国語力がメキメキ身につく本』、『読めないと恥ずかしい漢字1000』などがある。
内容説明
熟語、ことわざ、言い伝え、漢字、外来語…に秘められた不気味すぎる由来や、惨たらしい逸話とは?読むほどに鳥肌が立つ日本語ミステリー!
目次
1 元来の意味を知ると背筋も凍ることば―すっぱ抜く、ブス、白羽の矢が立つ…
2 残虐非道な歴史を秘めていることば―どさまわり、八つ裂き、牛耳る…
3 耳にしただけで鳥肌が立つことば―折檻、のたうつ、奈落の底、火の車…
4 あまり口にしたくない死にまつわることば―いまわのきわ、断末魔、屍、未亡人…
5 人生の悲嘆がにじみ出たことば―やさぐれる、自腹を切る、膏血を絞る…
6 暗闇から聞こえる禁断のことば―スリ、匕首、ダフ屋、グル、マフィア…
7 地獄絵図の戦場が生んだことば―やにわに、搦め手、駆け引き、苦肉の策…
8 奇妙奇怪な由来に戦慄することば―ハモ、ヤンキー、送り狼、抱き合わせ…
9 知るほどに震える怖い言い伝え―夜中の合わせ鏡、手振り水、七人旅…
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
入江・ろばーと
1
言葉の由来ってあんまり知らないから、なかなかためになった。2017/04/07
火
0
タイトルほど恐ろしくはない日本語に関する蘊蓄本。 タイトルにあるような「普通に使用していることばに実は恐ろしい背景が……!」みたいな例の紹介は、目次を見ればわかるがそんなに数はなく、そもそもとして怖いイメージを孕む単語の由来紹介が大半を占める。 恐ろしさを出すために、わざわざ一般的でない俗説を紹介するなど字数稼ぎと思わせられる記述も多いが、ちょっとした豆知識を得るには面白い本。2022/02/16
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