出版社内容情報
村上水軍、九鬼水軍、河野水軍など、日本史を動かした軍団の基礎知識を網羅。その戦法や武器・兵器も解き明かす歴史ファン待望の本!
【著者紹介】
1966年、神奈川県生まれ。速読術を駆使して、日本・西洋の古代史、中世史の文献を読みあさり、博覧強記を誇る。
内容説明
水軍と海賊の違いは?どんな船でどう戦っていた?あの合戦の陰で活躍していた意外な水軍とは?…など、日本史の知られざる一面に、血湧き肉躍る!
目次
1章 「水軍」とはそもそも何か?
2章 平安・鎌倉期に勃興した水軍と倭寇の謎
3章 下克上のドラマを生んだ“戦国水軍”の活躍
4章 信長・秀吉の天下統一で激戦を繰りひろげた水軍
5章 一時代を築いた水軍の興亡とその大将の運命
6章 有名大名が召抱えた知られざる水軍
7章 水軍はどんな武器でどう戦ったのか?
8章 歴史の陰に埋もれた驚くべき水軍エピソード
著者等紹介
鷹橋忍[タカハシシノブ]
1966年、神奈川県生まれ。速読術を駆使して洋の東西を問わず古代史、中世史の文献を渉猟し、博覧強記を誇る。また、別のペンネームで小説家としても活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Koichiro Minematsu
7
峯松という名字から、先祖は水軍の末裔ではないかと勝手に思い込み手にした本。 海賊と言われた水軍も戦国の世に翻弄された歴史が、虚しくも生きているんだという力強さを感じた。 歴史を動かした村上水軍の活躍はロマンがある。2015/03/06
naoki shimizu
1
水軍や海賊なども大陸との貿易などで活躍し日本が発展する上で欠かせないものだったんだな。2016/09/20
キャベ
1
日本の古代〜近世にかけての水軍と海賊について書かれた本。 軍隊というよりも漁民の生活の延長線上にあったろう古代の水軍。 地方豪族から戦国大名にのしあがっていった戦国時代の水軍など、多様な水軍・海賊について書かれていたので良かった。2014/08/21
夏椎
0
それぞれの水軍や水軍に関わった武将についてのエピソード集。正確性はいかほどかわからないが、多数の文献や考察を、著者の意見も交えつつ、平易な表現で分かりやすくまとめたものとなっている。個人的にはやはり村上水軍のエピソードが出てくるとワクワクしたし、海賊禁止令により、生計を立てて行く場を奪われた海賊たちを思うと気の毒な気もした。エピソードに特化しているので話ごとの年代は前後している。私のような歴史の流れを会得していないものからすると、いつの話かわからなくなってしまうのが難点。2019/09/26