内容説明
この戦いがなぜ起こり、どんな次代をもたらしたのか?―複雑な歴史の重要ポイントが、数々の地図からクッキリ浮かび上がる。“戦争”という新視点から世界史をつかみ直す本。
目次
1 「古代エジプトの成立」から「ローマ帝国の東西分裂」まで―戦争から見えてくる古代帝国の誕生
2 「アラブ帝国の誕生」から「百年戦争」まで―戦争から見えてくる宗教と民族の衝突
3 「アステカ征服戦争」から「イギリスのインド支配」まで―戦争から見えてくる植民地と貿易の伸展
4 「アメリカ独立」から「ドイツ統一」まで―戦争から見えてくる列強の世界分割
5 「日清戦争」から「第二次世界大戦」まで―戦争から見えてくる現代へと続く世界再編
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
白義
13
記録上最古の戦争と言われるエジプトのメギドの戦争から太平洋戦争まで、世界史を動かした戦争の数々を軽く解説、内容に賛否の余地も深みもくそもない入門書だが、ボーア戦争やクリミア戦争などマイナーな戦争もメジャーな戦争と同じくらいのペースで時系列順に学べるというのはとても有意義。世界史的な意義が基準なので三国志や日本の戦国時代からのノミネートはゼロだが、まあ今さらこの手の本でそこを知りたい人も少ないでしょう。存在すら知らなかった戦争もたくさんあって有意義だった2014/05/15
Honey
2
素早く世界史の概要把握できました。 今現在も、私たちはこれらの歴史の延長線上に生きているのだと実感。 昨今、近隣国の動静とその反応をTVやネットで聞きかじっているので、 寒気がしてきたり…! 平和はただ手をこまぬいていては維持できない。 戦争や紛争も、もとはといえば、 身近な人々の”命”を守るとか、食べていけるようにする、 といったところから始まっていると思いますが、 自分の側の立場や感情だけに目を向けていると不幸を繰り返すことになります。 では現在の日本の世界での位置とは?正しい外交姿勢とは? お2012/08/22
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