出版社内容情報
「明治以降の日本史は苦手」でも、近・現代史の知識がなければ、今起きている問題の“根っこ”は理解できない。事件や経済・社会のキーワードを軸に、明治初期~湾岸戦争までの流れとポイントがつかめる本!
内容説明
開国するや、欧米に追いつくべく近代化に猛進した日本。数々の戦争と経済成長を経て今日まで、この国では何が起きたのか?現代人として、ぜひ押さえておきたい要点本。
目次
1章 近代国家を目指し開国ニッポンが船出する―明治新政府誕生から領土の画定まで
2章 列強と肩を並べるべく帝国主義へとひた走る―自由民権運動から大逆事件まで
3章 自由の風に触れた民衆は政治の流れさえも変えた―大正政変から初の普通選挙まで
4章 社会不安が高まるなか、近づいてきた戦争の足音―金融恐慌から二・二六事件まで
5章 軍部の威圧が強まりついには泥沼の戦争へ―盧溝橋事件から太平洋戦争前夜まで
6章 快進撃で始まった戦いは悲劇へのプロローグだった…―真珠湾攻撃からポツダム宣言受諾まで
7章 疲弊と混乱のなか、民主国家として再出発―GHQによる統治から講和条約の締結まで
8章 奇跡の復興と経済成長が先進の豊かさをもたらす―保守合同から全共闘運動まで
9章 国際情勢は複雑さを増し日本にも翳りが忍び寄る―公害問題から55年体制の終焉まで
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
雨巫女。@新潮部
16
《私‐図書館》明治〜はいつも駆け足で、ましては、後は各自で教科書を読めと言われても、あまり読まないうちに学校を卒業してしまいました。遥か昔の話ですが。2011/06/04
Akira
13
あんなに嫌いだった歴史が、最近は面白くてたまらない。2014/06/27
入江・ろばーと
0
基本的にどの時代も野党が与党の足を引っ張って問題をこじらせてるんだよなあ……2017/05/19
ヤバ
0
タイトル通り、授業では深く学んでいない時代。特に戦後。簡潔に書かれているので、概要は学べる。しかし、興味のあるところは別の書籍を読む必要がある。2018/12/01