内容説明
小説やテレビドラマからは詳しく見えない裁判の世界。仕組みや判決の基準、法廷の様子、裁判官・検察官・弁護士の日常…その実際と重要ポイントがよくわかる教養本。
目次
1 「裁判」は、どう進められるのか?―たとえば、刑事裁判と民事裁判って、どこがどう違う?
2 「判決」は、どう出されるのか?―たとえば、求刑よりも判決が軽いことが多いのはなぜ?
3 「裁判所」って、どんな所だろう?―たとえば、家裁・地裁・高裁…の役割分担って?
4 「法廷」の中は、どうなっている?―たとえば、なぜ法廷内は写真撮影が禁止なの?
5 「裁判官」って、どんな人たち?―たとえば、裁判官になるには成績優秀でないとダメ?
6 「検察官」の、驚くべき日常とは?―たとえば、検察官から弁護士に“転職”する人が多い理由とは?
7 「弁護士」の、知られざる実情って?―たとえば、「ヤメ検」「イソ弁」ってどんな弁護士のこと?
8 「裁判員制度」で、私たちは何をするの?―たとえば、法律を知らなくても裁判員は務まるか?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
肉尊
5
裁判の仕組みについて、初心者にも分かりやすく説明してくれる一冊。裁判官が判決をいい間違えたらどうなるか?や、裁判官・検察官の生活実態、東京にだけなぜ弁護士会が3つあるのか?というような細かい情報も知ることができます。被害者参加制度や少年犯罪、死刑に当たる罪の公訴時効撤廃などもう少し踏み込める領域があると思いました。この分野は、司法取引の導入や可視化の義務化など制度自体が大きく変更されてきているので、それらのテーマを扱ったものも読んでみたいと思いました。2017/08/01
ラスコリ
0
中学3年の春休みに初めて自分で買った活字本の一つ。この本は当時は難しく感じたけど、のちの自分に合う本になった。読書の原点となった一冊。2012/05/06
ガチャピン
0
司法用語、手続きのちょっとした疑問が解消できると思います。 拘留と勾留の違い、懲役と禁固の違い、刑事、民事裁判の手続き、裁判官検察官の機構などが書かれています。 この本を読めば、弁護士、検事、裁判官の司法の世界が今までよりも少し身近に感じることができると思います。 2012/12/27
ハルカ
0
裁判周りの色々な事が書かれているから、入門書的に役に立つ。2011/04/16
emi
0
資料として読みました。わかりやすくて面白かったです。
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