内容説明
いかに誕生し、どう広まったか?どんな教えなのか…。現代人としてこれだけは知っておきたい、三大宗教それぞれの重要ポイントが、みるみるわかる本。
目次
1 宗教の誕生と、その発展を知る―「開祖」はどんな人物でいかに教えを広めたか
2 仏教経典、聖書、コーランの要旨を知る―「聖典・経典」には、そもそも何が書かれているのか
3 神とは何か、人間とは何かを知る―三大宗教は私たちにどんな「教え」を説いているか
4 多様化する宗教の歩みを知る―どんな「宗派」がありその違いはどこにあるのか
5 終末観・死生観の要点を知る―「死後の世界」はどう考えられているか
6 日本人が不案内の戒律や習慣を知る―「イスラム教」の信仰と生活その具体的な姿とは
7 天地創造からモーセの十戒までを知る―「キリスト教」の原点旧約聖書の世界とは
8 独自の進展をとげた日本仏教を知る―日本人は「仏教」とどうかかわってきたか
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Syo
23
今回、じっくり読んでみて 臨済宗と曹洞宗の違いが バッチリ分かった。 ような気がする。 三大宗教に関しては …。2019/03/13
金吾
22
概略がわかりやすく書いています。特によくわからなかった宗派の違いの概要がわかったのは嬉しかったです。2023/01/07
はら
16
宗教というものは、人々の文化や価値観、芸術などに大きな影響を与えるものであると思う。それは信仰していない人にさえも影響を与えることもあると思うようになった。なぜなら、宗教や神の信仰を批判した思想家や哲学者は宗教があったからこそ、それを批判したからである。なので宗教というものを知っておくべきだなと強く思うようになったのでこの本を読んだ。大まかに三大宗教については知れたと思う。同じキリスト教なのに、カトリックとプロテスタントで結構違いがあるのは意外だった。2018/07/20
りょちみ
12
仏教、キリスト教、イスラム教の基本知識。それぞれの開祖、経典、教え、宗派などトピックごとにまとめられているので大変読みやすいです。仏教については宗派の違いは詳しくないものの一番身近なため内容はスッと入ってきました。キリスト教とイスラム教は聖書の内容を含めた歴史的な成り立ちを知っておくと、現代の宗教観による戦争や対立も理解が深まるのではないでしょうか。イスラエルやイラン・イラク戦争のあたりは改めて調べておくといいかも。宗教と聞くと怪しげなことを想像しがちだけど、教養として知っておく必要がありますね。2018/10/07
Taka
5
仏教が1番なんだがよくわからない。この世は苦しみに満ちているから、空になろうよ!みたいなもんかと思っていたけど曲解のような気がする。 人が決めてくれたきまりに従うのは楽で。人と人とが生きていく為には決まりが必要。よりよく生きていく方法を個々人がそれぞれ編み出していると世界が始まらないから初めから決まっていた方が良い。ほっとくと自分のことばかり考えてしまう脳を持った人間が生きていく為に昔々から必要だったのかしら?信じるものは救われる。それが宗教者と言え我が強い人間らしい人達が唱えたその人の考えだったとしても2021/02/02