Kawade夢文庫
東京を江戸の古地図で歩く本―“華のお江戸”がよみがえる歴史めぐり

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  • サイズ 文庫判/ページ数 221p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784309495385
  • NDC分類 291.36
  • Cコード C0176

内容説明

新宿御苑は武家屋敷、原宿は田畑、芝の増上寺は今よりずっと広かった…。リアルな古地図が物語る驚きの大江戸の町々を紙上散歩する面白本。

目次

1 山から海へ、起伏に富んだ巨大都市を歩く―古地図から浮かび上がる驚きの江戸の地理(なぜ江戸時代の地図は“西が上”に描かれたのか?―江戸の古地図;江戸は本当に八百八町あったのか?―世界的大都市「江戸」 ほか)
2 芸術と文化の華が咲いた街を歩く―大平の世の繁栄が蘇る江戸文化ゆかりの土地(江戸の「大相撲」は社寺の貴重な収入源だった―両国;『東海道四谷怪談』の「於岩稲荷」はなぜ二つあるのか―四谷 ほか)
3 かつての街道の要衝と商業地を歩く―江戸の大量消費を支えた交通と産業の地(「浅草海苔」は本当に浅草で採れていたのか―浅草;佃煮発祥の地は家康ゆかりの島だった―佃島 ほか)
4 四〇〇年の時が生み出した景観を歩く―時代の鼓動がはぐくんだ歴史的デキゴトの舞台(江戸城に天守閣がなかったのはなぜ?―江戸城;忍者名の門に秘められた徳川幕府の危機管理策とは―半蔵門 ほか)
5 いまに受け継がれる江戸の地名のオモシロ由来(なぜ「吉祥寺」は武蔵野市ではなく文京区にあるのか―吉祥寺;西があっても東がない「西荒井大師」の謎 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミカママ

461
歌舞伎町では、一度も歌舞伎は演じられたことはなかったってご存知?史実は、歌舞伎劇場設置に際し、まず近辺を歌舞伎町と命名。建築は進めど、結局戦火で建築そのものが中止されたんだそう…都内を歩いていて、疑問にすら思わなかった(そういうものだと最初から思っているので)地名の由来や歴史、豆知識が満載。そこのあなた、呑み屋で女の子(または男の子)を口説くのに使えるかも。文庫で限界があったのだろうが、古地図の記載がもう少し鮮明だとよかった。2020/09/14

kochi

26
知らなければ単に音としてしか認識され得ないような地名も、意味や来歴を知れば、今迄でとは違った磁力でもって、土地そのそのものも生まれ変わるような気も。虎ノ門しかり、八重洲や、西日暮里、溜池山王など、そうなのか!というような話で楽しめた。文庫サイズで、古地図が少し見づらかったのが、少し残念。下北、クラリスブックスで購入。2014/06/02

オリーブ

5
東京の地名の由来が分かり面白かったです。江戸時代に思いを馳せながら東京の町を歩くのも楽しそうな気がします。2014/05/17

ゴルフが好き

2
ナルホド、そうか!的な感じです。2018/05/25

みーすけ

2
(借)ブラタモリをまた放送して欲しいなあ~。タモリさんが古地図を片手に楽しそうに・・・・あ、タモリ倶楽部も似たような事してますか。2012/07/19

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