内容説明
紫式部は、宮廷内ではどんな立場だったのか?藤原道長との関係や、『源氏物語』を書いた動機は?…数々の探究から平安の貴族政治の実像が浮かび上がる!
目次
序章 平安の世に紫式部が登場した秘密―『源氏物語』が書かれた時代背景
1章 藤原氏はどのように歴史の舞台に躍り出たか―摂関政治が始まるまでの道のり
2章 謎多き紫式部のほんとうの人物象とは―家柄、結婚、藤原道長との関係…
3章 藤原道長はいかにして栄華の頂点を極めたか―その「人となり」から「陰謀の実態」まで
4章 紫式部と藤原道長の運命を決めた人びと―親・子・兄弟から敵・味方まで
5章 摂関政治はなぜ衰退し終焉を迎えたのか―武士の世に移った後の摂関家
6章 貴族を成り立たせていた平安時代の社会とは―その「しくみ」から「暮らしぶり」まで
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
てつのすけ
16
大河ドラマ「光る君へ」を見終わり、まひろ(紫式部)が生きた時代を知りたく読んでみた。紫式部がメインではなく、摂関政治に関する内容であり、思っていたものではなかったが、時代背景を知ることができ更に詳しく知りたいと思った。歴史の面白さを感じられる内容だった。2024/12/31
わ!
8
ある日のことですが、手持ちの本を読み終えてしまい、出先での読むべき本がなくなってしまいました。1日ぐらい辛抱しても良かったのですが、ふとコンビニへ寄ってみると、この本が売られていたので、つい買ってしまいました。そんな理由で読み始めたのですが、私がこの時代の事柄に詳しくないコトもあって、予想外に面白かったです。特に最後の方の章で「藤原氏の平安時代から近現代までの歴史」を駆け足で、まとめて書いてくれている部分は、短い章であるが故に、藤原氏の歴史上での位置付けをイメージするのにとてもありがたい一章となりました。2024/11/19
ドットジェピー
5
2024年の大河ドラマの予習にです2023/12/19
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