出版社内容情報
そもそも国なのか、中国の一部なのか?いま、中国からの侵攻が懸念される台湾は、日本による併合時代や蒋介石の統治を経て、どのようにIT大国になったのか? 悩める隣人の軌跡をわかりやすく解説!
著者情報
国際問題を中心に、政治・経済、社会問題などを、根底からわかりやすく解説、発表している集団。その広い情報網を駆使した分析力の高さには定評がある。
内容説明
建国から110年。米中対立が激化するいま、台湾有事はあるか?!そのとき日本には何が起こるのか…
目次
前史 台湾はいつから地政学的要衝になったのか―日本統治時代まで
1章 台湾=中華民国は独裁国家として出発した―1945年~50年頃
2章 恐怖政治のもとで驚異の経済成長を実現―1950~60年代
3章 国連から追放されたのち民主化はいかに始動したか―1970~80年代
4章 一党独裁からの脱却を成功させた李登輝―1990年代
5章 巨大化する中国に対峙する台湾の苦悩―2000~2015年
6章 中国の台湾侵攻はあるか、そのとき日米はどう動く?―2016年~現在
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mft
3
よく知らないのでざっと知っておこうと思って手に取った。昔は一党独裁体制で中華人民共和国とある意味似たような国だったのが民主化されていったという流れ2023/12/20
なん
0
台湾視点のコンパクト東アジア近現代史。令和版『台湾を知る』と理解しました。歴史のバトンが台湾「天然独」世代に移りゆく今後の展開が、軟着陸となるか難着陸となるか、友誼をもって見守りたいと思う。2024/05/12
きょん
0
いまの台湾までの歴史、外交関係などをまとめて知るのにわかりやすかった。けど、わかりやすさには注意しないといけないな、と思いながら読んだ。2023/10/12
とめきち
0
知らないことがほとんどでした。スペインやオランダが入ってきた頃から現在までが簡潔にまとめられていて歴史の流れがわかりやすかったです。蔣経国や宋美齢は名前しか知らなかったので台湾においてはどういう存在なのかを知るきっかけになりました。2023/07/30
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