出版社内容情報
世の中には見る者を誘導したり、誤解させるように作られた統計が存在する。データにダマされない知恵を教える本!
内容説明
ニュース、世論調査、ランキング、ギャンブル必勝法…そのデータ、素直に信じていい?統計の“意図的な伝え方”をあぶり出し、事実を見極める方法を授ける!
目次
1章 印象を操作する統計のワナ―「わが校の就職率は100%」という広告のカラクリとは?
2章 社会はミスリードであふれている―「内閣支持率が50%から10%上昇し、60%に」このニュースは正しいだろうか?
3章 「誇張グラフ」の巧妙な手口―2つの会社の業績に大差があるように演出する視覚のトリックとは?
4章 大衆を惑わせる統計の幻術―患者の8割を治した新薬を「効果絶大」だといっていい?
5章 「思いこみ」を正し、もう騙されない―同じルートを数往復したときの平均時速は「(行きの平均時速+帰りの平均時速)÷2」で求めれば正解?
6章 統計学が教える「ツキ」の正体―「クジはあとから引くほうが当たりやすい」はホント?