出版社内容情報
「寝るのは好きな人でなきゃ嫌」と言いながら、潤沢そうな男に体をひらいて甘えるホステス。貪欲に肉体を貪りあう「客とホステスの性世界」を、銀座の夜を知りつくした元ホステスが赤裸々に描いた実録風告白。
内容説明
夜の銀座は紳士淑女の社交場です。クラブで「銀座の女は、いくら通ってもなかなかヤラせてくれない」と愚痴る客に、ホステスは「寝るのは好きな人でなきゃ嫌なのよ」と答えます。でも、これは社交辞令。男たちは銀座に通うのをやめず、ホステスは潤沢そうな男に体をひらいて甘えます。表の顔と裏の顔を使い分け、貪欲に肉体を貪りあう“銀座の紳士淑女の性世界”を、銀座の夜を知りつくした元ホステスが活写。
目次
1 リストラされた客との別れのベッド
2 バター犬を飼う女
3 「後ろから入れて」とせがむ銀座ママ
4 日本一の詐欺師の“連れ”にヤラれた
5 体に汚物、変態社長の五十万
6 タダで北海道のはずが、“種馬”のお相手
7 紳士豹変、ヘルプの娘がヘルプ!
8 超むかつくクルーザーナンパ
9 力士の「送る」は「やらせて」ってこと
10 同伴出勤前の出血大サービス
著者等紹介
金沢京子[カナザワキョウコ]
千葉県出身。OL生活二年の後、二十一歳で東京・銀座のクラブ「貝」でホステス・スタート。十五年間に銀座の高級クラブを二十軒ほど渡り歩いて引退。小説『談合』で作家デビュー(1995年)。夕刊フジ、サンケイスポーツなどに連載コラムを執筆し、漫画の原作(画・森園みるく、雅亜公ほか)を多数執筆するなど多方面で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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