内容説明
表題作「人妻との出会い」などエロチックな告白１０篇。
目次
人妻との出会い
女の玩具
哀しい柔肌
奇なり事実は小説より
私が惚れた女
親友の母
狂った獣
夏とともに去った夫人
私をリードした女
終わりなき彷徨
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佐藤一臣
7
手記と官能小説は、何が違うのだろう。私目線か？神目線か？あらすじ中心か？細部中心か？私の意見・感想中心か？登場人物の感想中心か？直線的滑空か？曲線的対流か？訓読み中心か？漢語読み中心か？７０代女性との交接を描いた２作品は、面白かった。哀切や品というものに気づかせてくれるところが良い。「私をリードした女」「終わりなき彷徨」後の作品は、言い回しやあらすじがステレオタイプで、あまり興味が惹かれなかった。2020/08/24
