内容説明
資産家・舘小路家の相子未亡人は豊艶な肉体をもてあまし、お抱え運転手の中井を寝室に呼び、明けがたまで何度も情交する。これを覗き見した令嬢の襟子は詰問するが、かえって淫蕩さをみぬかれ、車内で処女膜を躁躙される。相子未亡人は、中井の精力を吸収し、めっきり脂肪と贅肉がとれ、次女の学友・功三に触手を伸ばし、歌舞伎女形の実川鷺丸と倒錯的な性戯に耽る。作者不詳。
著者等紹介
小宮卓[コミヤタク]
1928年生まれ。明治・大正・昭和の秘本蒐集二千点有余。目下、精細な研究書誌を編纂中
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