内容説明
人間はなぜ測るのか?天球を背負う古代ギリシア神アトラス、地球の大きさを測ろうとしたアルキメデス、そしてガリレオやコロンブスの大英断を経て誤測と修正を繰り返す測量史。『三国志』や中国の四大奇書から読める距離や空間の感覚、『宝島』を実測し直す話など、古今東西の神話や小説や伝記から現代の地図製作まで、測量と地図をめぐる楽しい科学読本。
目次
1 地球をはかる話(アトラスとクロノス;地球の大きさ;経度の発見 ほか)
2 地図のファンタジア(イーリアスとシーザー;神曲と地底旅行;ケルンのドーム ほか)
3 地図をめぐる世界(四色問題;三角点と山の高さ;空からはかる ほか)
感想・レビュー
-
- 和書
- 東国の古代地域史