河出文庫<br> 地図のファンタジア

河出文庫
地図のファンタジア

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  • サイズ 文庫判/ページ数 269p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784309473888
  • NDC分類 448.9
  • Cコード C0125

内容説明

人間はなぜ測るのか?天球を背負う古代ギリシア神アトラス、地球の大きさを測ろうとしたアルキメデス、そしてガリレオやコロンブスの大英断を経て誤測と修正を繰り返す測量史。『三国志』や中国の四大奇書から読める距離や空間の感覚、『宝島』を実測し直す話など、古今東西の神話や小説や伝記から現代の地図製作まで、測量と地図をめぐる楽しい科学読本。

目次

1 地球をはかる話(アトラスとクロノス;地球の大きさ;経度の発見 ほか)
2 地図のファンタジア(イーリアスとシーザー;神曲と地底旅行;ケルンのドーム ほか)
3 地図をめぐる世界(四色問題;三角点と山の高さ;空からはかる ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

へくとぱすかる

10
地図のエッセイといえば、堀淳一氏によるシリーズが有名だが、これは作る側からのエッセイ。とてもユーモラスな文章で非常に早く読み終わった。ポーの「黄金虫」を定量的に検証すると実は……というのが非常に興味深い話だった。元版は1978年だが、古さはあまり感じない。ただコンピュータの話がないのは時代的に仕方がないだろう。2014/01/09

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