河出文庫<br> 刑罰・賭博奇談

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河出文庫
刑罰・賭博奇談

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  • サイズ 文庫判/ページ数 253p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784309473512
  • NDC分類 368.6
  • Cコード C0136

内容説明

窃盗、暴行、浮気…社会の規則に違反した者たちが、いかに処罰され刑を受けてきたかを、興味深い奇妙奇天烈な実例を紹介しながら編纂した、特異な歴史資料『私刑類纂』。日本のギャンブル史を体系的にまとめ、文化史、民俗史的にも驚天動地の豊穣な世界を垣間見せてくれる『賭博史』。正史の裏側を大胆に開陳した比類のない貴重な二篇の名作。

目次

刑罰奇談(刑名;畑の瓜盗人;筍盗人;柿を盗みし下女 ほか)
賭博奇談(種類;采バクチ;骨牌バクチ;籤バクチ ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

厩戸皇子そっくりおじさん・寺

45
宮武外骨である(^-^)。内容は『刑罰奇談』『賭博奇談』の二つ。古今東西の刑罰、ギャンブルを分類し紹介している。所々ゴシック体になる文章が楽しい。私には刑罰の方が面白い(解説の山口昌男も刑罰奇談ばかりに触れている)。昔は野蛮極まる。なんだかんだと世の中は良くなっていると思う。図版も多くて楽しい。賭博の一つに相場も挙げているのが外骨さんらしい。金融経済なんてのも確かに賭博だ。外骨本がもっと読みたい。2013/02/08

まふ

1
すこし期待に外れた。宮武外骨もたまには駄作を書くということか。確かに当時はこれでも面白かったのであろうが。2001/07/09

Gen Kato

0
再読。刑罰の説明自体はエグイのだが、挿絵で笑ってしまう。賭博の方を読んでいると、昔からとにかく賭けごとに弱いヒトはいるのだな、サイコロや花札の代わりに現代ではパチンコに走るのかなあ? などと思ったりしました。2013/08/14

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