河出文庫<br> 性の発禁本〈2〉

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河出文庫
性の発禁本〈2〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 274p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784309472751
  • NDC分類 023.8
  • Cコード C0190

内容説明

戦前は「安寧秩序を紊し風俗を壊乱するもの」として、戦後は「猥褻文書」として、発売禁止の憂き目をみた本は枚挙にいとまがない。それら発禁本の蒐集・研究ひとすじに五十年の著者の秘蔵本のなかから、折紙つきの名著珍籍をとりだし、読みたくても読めなかったホットパートをふんだんに紹介しながら、性表現を追求しつづけた作者と版元の苦闘の跡をたどる。

目次

『おいらん』(伝・平井蒼太)
『赤い帽子の女』(伝・芥川龍之介)
『未亡人』(伝・石角春之助)
『るづぼはたぎる』(伝・某有名作家)
『聖書』(著者不詳)
『志とり古』(梅原北明)
『日本性語大辞典』(桃源堂主人)『世界艶語辞典』(佐藤紅霞)〔ほか〕

感想・レビュー

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gtn

12
啄木が「ローマ字日記」を記したのは、上京して一年後、二十二歳の時。荒んだ女性を描写しながら、それが自身の心象風景だとの著者の指摘に同感。才能が認められず、生活にも困窮する啄木。「絶望は精神の死」とは先人の言葉だが、その絶望の中詠んだ歌が後世に残る。2020/01/15

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