河出文庫<br> 消えた春―特攻に散った投手石丸進一

河出文庫
消えた春―特攻に散った投手石丸進一

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  • サイズ 文庫判/ページ数 301p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784309472737
  • NDC分類 916
  • Cコード C0121

内容説明

佐賀商業の剛速球投手、やがては名古屋軍(中日ドラゴンズ)のエースとなった石丸進一は、昭和20年5月、鹿児島の鹿屋基地にて、最後のキャッチ・ボールを終えると、「われ人生24歳にして尽きる」と墨書した白鉢巻を残して特攻機と共に南の雲の果てに散っていった。太平洋戦争に青春を奪われた余りに短い野球選手の生涯を渾身の筆で描く傑作ノンフィクション。

目次

プロローグ 忘れ得ぬおでこの痛み
1 佐賀商の“いひゅう者”投手
2 「大東亜戦争」下の職業野球
3 「名古屋軍」エース石丸進一
4 学徒動員令くだる
5 第一四期海軍飛行予備学生
6 神風筑波航空隊
7 東京空襲のなかで
8 「特攻」とは何か
9 最後のキャッチ・ボール

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

黒瀬

15
われ人生24歳にして尽きる、という言葉を遺して特攻戦死された名古屋軍(現 中日ドラゴンズ)のエース石丸進一氏の生き様を描いた作品です。三度の飯より野球が好きだった石丸氏の青春時代、遺していく大切な人への思い、無意味に散ることへの葛藤など極限の時代を生きた人間にしか分からない世界を垣間見ることが出来るかもしれません。2018/08/01

5
石丸投手が生きていればどれほど素晴らしい選手だったろうかと思います。せめて天国で圭子さんと幸せに暮らしていてほしいと思います。2013/08/25

渋谷英男

2
野球がメインかと思ったら違った。野球本にジャンル別出来ないな。☆32016/04/05

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