河出文庫<br> 維新風雲回顧録

  • ポイントキャンペーン

河出文庫
維新風雲回顧録

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 294p/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784309471990
  • NDC分類 210.61
  • Cコード C0121

内容説明

著者・田中光顕は天保14年(1843)土佐に生まれ、倒幕運動に奔走した志士である。22歳で脱藩して長州の高杉晋作、伊藤俊輔らとともに京都・大坂を転々としたのち中岡慎太郎の陸援隊に入隊。王政復古に際しては、錦旗を奉じて高野山にたてこもる。幕末の動乱をつぶさに体験した著者が語り残した戊辰戦争前夜の風雲と、高杉・中岡・坂本龍馬・木戸孝允・大久保利通ら維新の群像。

目次

叔父那須信吾
帯屋町の流血
暴発組の同志
8月18日の政変
柏章旗下の三烈士
武市半平太の最期
風雲児吉村寅太郎
天忠組の義挙
吉村寅太郎と那須信吾の最期
新選組の乱入
四志士の最期
坂本竜馬と高杉晋作
高杉晋作と共に
白川屋敷の陸援隊
高野山の旗あげ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Ohe Hiroyuki

1
土佐藩を脱藩した著者が、幕末の経緯を振り返り語った一冊である。▼本書の記載は断片的であるが、事実の描写であり、その内容は大いに参考になる。▼土佐勤王党の武市半平太、天誅組の変で戦死した吉村寅太郎、そして坂本龍馬に中岡慎太郎ら歴々の人間が出てくる。▼「生き残った者」の語りに、著者の思いを感じるところである。そしてその語りに幕末の志士の雰囲気を感じられる。2022/03/07

あまたあるほし

0
こういう爺さんがだいじです2010/05/29

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/594892
  • ご注意事項