出版社内容情報
【目次】
内容説明
「私たちが死んだとき世界は沈黙していた」。裕福な事業家の娘オランナ、理想に燃える若き数学者オデニボ、二人の家でハウスボーイとして働く利発な少年ウグウ。書物や友人や美味しい料理に囲まれた幸せな暮らしはいつまで続くのか。数百万もの死者・餓死者を生んだ一九六〇年代後半のビアフラ戦争を背景に綴られる傑作長篇。
著者等紹介
アディーチェ,チママンダ・ンゴズィ[アディーチェ,チママンダンゴズィ] [Adichie,Chimamanda Ngozi]
1977年ナイジェリア生まれ。繊細で心にしみる物語を書く天賦の才に恵まれて、本作でオレンジ賞、『アメリカーナ』で全米批評家協会賞など。ナイジェリアと米国を往復しながら活動
くぼたのぞみ[クボタノゾミ]
翻訳家、詩人。著書に『J・M・クッツェーと真実』(読売文学賞)他(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
PukaPuka
4
ビアフラを舞台にした話、ということで手にとった。棚の奥から引っ張り出したLonely Planet West Africa - a travel survival kit 2nd ed. (1992)では、歴史の項で簡潔にのみ書かれた時代の、具体的な人々の人生の物語。ワールドカップに触発されてアフリカへの興味が再燃したこともある。下巻で、この事態がさらにどうなるか。2026/07/11
えびまよ
0
私にとっては中学校の合唱部で「オデコのこいつ」を歌ってから頭の片隅にあったかつて存在した小さな国・ビアフラ。この作品のお陰で久々に思い出せて良かった。忘れちゃいけない歴史だと思う。戦争作品はよく読むが一般市民の目線の作品はあまり読んだことがなく、凄惨さが表現されすぎていて読んでいて吐きそうになった。ところどころ日本語の違和感があり読み進める中で翻訳家への疑問?は生じた。(居間を「いま」とひらがな表記する、お嬢様のはずのカイネネの発言に「めっちゃ」のような表現がある、違和感を「感じる」という重複表現...)2026/07/14
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