出版社内容情報
【目次】
内容説明
サルはいかにしてヒトになったか?私たちはなぜ木から降りることを決断したのか?狩猟採集しながら世界中を旅してきた私たちは、なぜ旅をやめて定住し、農耕を始めたのか?他の人類種が絶滅する中、なぜ私たちホモ・サピエンスだけが生き残り、繁栄を謳歌できたのか―。集団の規模と一日の時間のやりくりというユニークな視点から、人類進化の謎を解き明かす。
目次
第1章 人類とはなにか、いかに誕生したのか
第2章 なにが霊長類の社会の絆を支えたか
第3章 社会脳仮説と時間収支モデル
第4章 時間収支の危機 第一移行期―アウストラロピテクス
第5章 脳の増大をもたらした要因 第二移行期―初期ホモ属
第6章 料理と音楽、眼と脳 第三移行期―旧人
第7章 なぜ繁栄することができたのか 第四移行期―現生人類
第8章 血縁、言語、文化はいかにつくられたか
第9章 私たちは「何者」か 第五移行期―新石器時代以降
著者等紹介
ダンバー,ロビン[ダンバー,ロビン] [Dunbar,Robin]
オックスフォード大学進化心理学名誉教授。人類学者、進化心理学者。霊長類行動の世界的権威。イギリス霊長類学会会長、オックスフォード大学認知・進化人類学研究所所長を歴任後、現在、英国学士院、王立人類学協会特別会員。1994年にオスマン・ヒル勲章を受賞後、2015年には人類学者における最高の栄誉で「人類学のノーベル賞」と称されるトーマス・ハックスリー記念賞を受賞。人間にとって安定的な集団サイズの上限である「ダンバー数」を導き出したことで世界的に評価される
鍛原多惠子[カジハラタエコ]
翻訳家。米国フロリダ州ニューカレッジ卒業(哲学・人類学専攻)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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