内容説明
小高い丘の上に建つ一軒の屋敷。そこに住むのは、ミイラのおばあちゃん、心を自由に飛ばす魔女、鏡に映らない夫婦、そしてたったひとりの人間の子…。ときは万聖節前夜。その屋敷では、夜に歩き風に乗り、世界に散らばって永遠を生きる、魔の一族の“集会”がはじまる!五十五年の歳月をかけて紡がれた、奇妙で切ない特別な物語。
著者等紹介
ブラッドベリ,レイ[ブラッドベリ,レイ] [Bradbury,Ray]
1920‐2012年。イリノイ州生まれ。宇宙時代の抒情詩人との異名を取る、アメリカ文学を代表する幻想作家。47年、初めての作品集『黒いカーニバル』を発表。50年に刊行した『火星年代記』は世界的な評価を受ける
中村融[ナカムラトオル]
1960年生まれ。翻訳家・アンソロジスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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SOLVEIG
2
むかしむかしブラッドベリを知った頃、この人はSF作家なんだと思ってた。そしていくつか短編集を追いかけた。そのうち脳内には「?」が渦巻くようになり、いつのまにやら「何書く人?」ってなって……今はSFよりもホラーファンタジー色強めかなという感覚。かなり想像力を膨らませないと付いて行けないような表現が多くて、読む時のココロの状態によっては全く理解不能に陥ってしまう。しかし、すんなり読める時期に一旦嵌ってしまうと心地好くて……ずっと浸っていたくなる。本作もそんな作品の一つだった――蜘蛛と鼠と猫はどうしたんだろう?2025/01/21
80000木
2
おもしろいわからんおもしろいわからんの波がある2024/11/26
せんじつ
0
たのしい〜…。普段使わない脳の部分が喜んでる。ディズニーのアトラクションにあったら絶対面白いだろうな2024/12/01