内容説明
小高い丘の上に建つ一軒の屋敷。そこに住むのは、ミイラのおばあちゃん、心を自由に飛ばす魔女、鏡に映らない夫婦、そしてたったひとりの人間の子…。ときは万聖節前夜。その屋敷では、夜に歩き風に乗り、世界に散らばって永遠を生きる、魔の一族の“集会”がはじまる!五十五年の歳月をかけて紡がれた、奇妙で切ない特別な物語。
著者等紹介
ブラッドベリ,レイ[ブラッドベリ,レイ] [Bradbury,Ray]
1920‐2012年。イリノイ州生まれ。宇宙時代の抒情詩人との異名を取る、アメリカ文学を代表する幻想作家。47年、初めての作品集『黒いカーニバル』を発表。50年に刊行した『火星年代記』は世界的な評価を受ける
中村融[ナカムラトオル]
1960年生まれ。翻訳家・アンソロジスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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