出版社内容情報
上巻に続き、現代の女たちの生を分析する。母親、社交生活、売春婦と高級娼婦、熟年期から老年期へ、ナルシシストの女、恋する女、神秘的信仰に生きる女から、自立した女、そして解放まで。
著者情報
1908年フランス・パリ生まれ。20世紀を代表する作家・思想家。本書はフェミニズムのバイブルとして長く読み継がれている。著書に『老い』『娘時代』など。ゴンクール賞、エルサレム賞など、受賞多数。
内容説明
「女を解放することは、男との関係を否定することではなく、女をその関係のなかにだけ閉じ込めないようにすることである」。母親、妊娠、中絶、社交生活、売春婦と高級娼婦、熟年期から老年期へ、ナルシシスト、神秘的信仰に生きる女、自立した女…。さまざまな背景を生きる女性たちを跡づけながら、解放への道を模索する。
目次
第2部 女が生きる状況(承前)(母親;社交生活;売春婦と高級娼婦;熟年期から老年期へ;女の状況と性格)
第3部 自分を正当化する女たち(ナルシシストの女;恋する女;神秘的信仰に生きる女)
第4部 解放に向かって(自立した女)
結論
著者等紹介
ボーヴォワール,シモーヌ ド[ボーヴォワール,シモーヌド] [Beauvoir,Simone de]
1908年パリ生まれ。作家・思想家。1943年、小説『招かれた女』で世に出る。49年、本書を発表し、世界的反響を呼ぶ。フランスの女性解放運動に積極的に参画した。生涯のパートナーはジャン=ポール・サルトル。1986年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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