出版社内容情報
ユヴァル・ノア・ハラリ[ハラリ,Y.N]
著・文・その他
柴田 裕之[シバタ ヤスシ]
翻訳
内容説明
人類は今、どこに向かっているのか?『サピエンス全史』の著者が描く衝撃の未来!不死と幸福と神性を手にすることをめざし、人類は「神のヒト」であるホモ・デウスへとアップグレードしようとしている。そして、生物工学や情報工学などのテクノロジーを用いて世界を変えていくだろうし、想像を絶する格差をもたらすかもしれない。かつてないスケールで描く世界の未来像。
目次
(現代の契約;人間至上主義革命)
第3部 ホモ・サピエンスによる制御が不能になる(研究室の時限爆弾;知能と意識の大いなる分離;意識の大海;データ教)
著者等紹介
ハラリ,ユヴァル・ノア[ハラリ,ユヴァルノア] [Harari,Yuval Noah]
イスラエルの歴史学者、哲学者。1976年生まれ。オックスフォード大学で中世史、軍事史を専攻して2002年に博士号を取得。現在、エルサレムのヘブライ大学で歴史学を教えるかたわら、2020年のダボス会議での基調講演など、世界中の聴衆に向けて講義や講演も行なう
柴田裕之[シバタヤスシ]
翻訳家。早稲田大学・Earlham College卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- 評価
COSMOS本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
やいっち
84
ユヴァル・ノア・ハラリ本人が末尾の謝辞で書いているが、ヴィパッサナー瞑想の技法を手ほどきしてくれた恩師サティア・ナラヤン・ゴエンカのお蔭だとか(他にも感謝しているが)。「私が現実をあるがままに見て取り、心とこの世界を前よりよく知るのに役立ってきた」と。集中力と心の平穏と洞察力。 2022/10/10
優希
59
人類はどこへ向かおうとしているのか。不死と幸福と神性を手にすることを目指し、世界を変えようとしているのかもしれません。ホモ・デウスからのアップグレードをしようとしていることに対して想像することができません。生物学や情報学等のテクノロジーが世界を変えるということでしょうか。結果として想像もできない格差が生まれるかもしれないと思うと恐怖を抱くばかりです。2023/12/15
樋口佳之
57
ざっくり言うと、力を得ることで神の地位を簒奪したサピエンスは、より力を持つものが出現した時、その地位を放棄するのかというお話だったと思います。契約の神の伝統を持つ世界の方は、人間至上主義も新たな神を生み出しただけという、そういう見方がクリアだなと。/ただ、著者の描くサピエンスって畢竟成人男性の事ではとも。ホモデウスは人間から生まれず、人間に育てられない。次世代を望まず、育てない。自らはけっして老いない。そんな状況になって初めて想像できるもので、昨今の技術と医療の変化などでは、まだまだまだでは。2023/10/04
inami
54
◉読書 ★3.5 読了するのに2週間という時間がかかった(さぼり半分 笑)。著者が比喩的に述べている言葉は明確なのだが、それを理解するのは少々難儀だ。興味を惹いたのは◉人間至上主義の三つの分派で生き残った自由主義、個人の自由な選択が人生に意味を与えてくれると信じているのは妄想にすぎない。◉20世紀の医学は、病人を治すことを目指していたが、21世紀の医学は、健康な人をアップグレードすることに狙いを定めつつある(平等主義の事業からエリート主義の事業へ)。 ⇒2023/04/25
yapipi
43
サピエンスは神と、それに続いて人間中心主義と言う虚構を生み出して今日にいたっている。次に来るの虚構は何か?それは、データ主義とも言うべき虚構である。知能が意識を侵略し生命と融合するだろう。半永久的に生きるホモ・デウスだ🌛ハラリのこのシリーズは哲学、歴史、政治、生命および情報工学を網羅した新しい世界の見方を提供している☺️私見だが、サピエンスの歴史はまだ始まったばかりなのに、我々はわずか千年後の世界を考えることさえできない。それは、源氏物語の世界観と語彙で現代の複雑なシステムを理解しようとするようなもの2026/07/29




