出版社内容情報
チェスに魅了された少年はたちまち世界的プレイヤーとなる。優しい恋人と孤独な内面。著者の「最初の傑作」にして最高のチェス小説。
内容説明
どこか特別な少年ルージンは、チェスの神童として注目される。家族と離れ、世界で対局を続けるうちに、芸術家として彼を敬愛する女性と出会う。ベルリンの大会を絶好調で過ごす彼は、手強いイタリア人トゥラーティとの対決を迎える。
著者等紹介
ナボコフ,ウラジーミル[ナボコフ,ウラジーミル] [Nabokov,Vladimir]
1899年ペテルブルグ生まれ。20世紀の世界文学を代表する作家の一人。ロシア革命によりベルリンに亡命後、1940年アメリカに移住。大学で教える傍ら、英語で執筆を始める。77年没
若島正[ワカシマタダシ]
1952年京都生まれ。京都大学名誉教授。アメリカ文学研究・翻訳・詰将棋作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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