出版社内容情報
夜ごと棺から起き上がる女と神学生の闘いを描くゴーゴリの名作ほか、ドストエフスキー、チェーホフ、ナボコフら文豪が描き出す恐怖!
内容説明
急死した若い娘の祈祷をすることになった神学生ホマー。夜の教会に閉じ込められた彼の目の前で突然、死人が、棺から立ち上がる…“魔女”と神学生の三夜の闘いを描く、ゴーゴリの「ヴィイ」。他にも、ドストエフスキー「ボボーク」、チェーホフ「黒衣の僧」、ナボコフ「博物館を訪ねて」など、文豪たちが描く、極限の恐怖!
著者等紹介
沼野充義[ヌマノミツヨシ]
1954年東京生まれ。東京大学教授。ロシア東欧文学の第一人者。著書に『徹夜の塊 亡命文学論』(サントリー学芸賞)、『ユートピア文学論』(読売文学賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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